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藤原紀香は「好奇心と行動力で生きている」

 女優・藤原紀香渡部篤郎とW主演するWOWOWのドラマ『女と男の熱帯』(毎週日曜 後10:00)が現在放送中だ。藤原は意外にも連続ドラマ出演は2年3ヶ月ぶり。クランクイン直前までドキュメンタリーの仕事で、長年憧れていた南米へ旅行し、アマゾン川の源流や天空の都市といわれるマチュピチュ遺跡のあるペルーを訪れていた。「常に五感は全開。日本へ帰る飛行機の中でも、台本を読みながら新しいものを作る好奇心で心が喜びに震え、熱くなっていた」と話す。

藤原紀香、WOWOWのドラマW『女と男の熱帯』の失敗から立ち直れない主人公に「とても共感」 (C)ORICON DD inc.

藤原紀香、WOWOWのドラマW『女と男の熱帯』の失敗から立ち直れない主人公に「とても共感」 (C)ORICON DD inc.

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 同作は、『恋人よ』『おいしい関係』『眠れる森』など、ラブストーリーや社会派ドラマを数多く手がけ、2004年に亡くなった野沢尚さんが、生前にあたためていた企画を連続ドラマ化。藤原演じる宮部苑子は、テレビ局の報道記者。役作りには、これまで積極的に取り組んできた被災地支援や国際活動などでの取材経験も生かされたという。

 「戦争、飢餓、地球温暖化…、マスメディアを使ってメッセージを伝えることは、同時に大きな責任も負う。だからこそポリシーを貫き、取材しなければならない。そんな経験が今回のドラマにすごく役に立っています」。

 藤原が演じる苑子は、かつてかなりのやり手だったが、報道を突き詰める故の判断で 数年前に起こしたトラブルが原因で仕事への熱意を失い、行き詰まりを感じていた。そこへ、ニューヨークで起きた爆破事故で妻子を失った進藤(渡部)が何者かに復讐を企てているというタレコミ電話が入る。取材対象として進藤の身辺を探りながら、苑子の中で何かが動き始め、破滅的な恋に突き進んでいく。藤原は「人を好きになる瞬間は理屈じゃない。根源的なところが揺さぶられる。そんな人間臭さをリアルにしたい」と、難しい役どころを体当たりで演じている。

 失敗から立ち直れないでいる苑子に、藤原は「とても共感した」という。「40歳は不惑というけど、悩みや迷いで落ち込むこともありますよね。でも、この先の人生何が起きてもどんとこいと思える芯の強さが身についたというか。昔、自分はこうでなくちゃならない、こうあるべきと勝手につくりあげていた枠や枷が取っ払われた感じで、最近は迷いも一周して、心は自然にフラットに戻った感じ。リラックスして、仕事に集中できています。好きですよ、いまの状態」。

 初対面の記者にもノリの良い語り口で親しみを感じた。周囲までも元気にするその源は? 「好奇心と行動力。それがあるから、生きていられるんだと思う」と話していた。

 『女と男の熱帯』(全6話)は毎週日曜午後10時よりWOWOWプライムで放送中。1月31日午後10時から第2話を再放送。加入者限定のWOWOWメンバーズオンデマンド(http://mod.wowow.co.jp/)にて見逃しネット配信中。パソコン、スマートフォンで視聴可能。特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/nettai/index.html

関連写真

  • 藤原紀香、WOWOWのドラマW『女と男の熱帯』の失敗から立ち直れない主人公に「とても共感」 (C)ORICON DD inc.
  • WOWOWのドラマW『女と男の熱帯』第3話より (C)WOWOW
  • WOWOWのドラマW『女と男の熱帯』第4話より (C)WOWOW

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