演劇集団・劇団ハーベストに所属する新人女優・久保田紗友（13）が28日、都内で行われた自身初主演ドラマ『神様のイタズラ』（BS-TBS）の記者会見に出席した。初主演の印象を「緊張したんですけど、すごいあっという間に撮影が終わっちゃいました」と振り返った久保田は、目標にする女優を「武井咲さんと北川景子さん」といい、「すごい努力家なところと、堂々としてるところ、オーラが素敵なところに惹かれました」と笑顔を見せた。

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　会見冒頭に「特技は物まねとダンスです」とあいさつし、演歌歌手・さくらまやの物まねを披露。同作で佐々木すみ江、杉田かおる、うじきつよしといった大先輩と共演し、「すごく勉強になりました。自分がすごく成長できたドラマでもあるので、成長した私も見ていただけたらいいかなと思います」と自信をのぞかせた。

　また、18日に13歳の誕生日を迎えた久保田へのサプライズとして、同劇団のメンバーでドラマにも出演する加藤梨里香、宮武佳央、青山美郷がお祝いのためケーキを持って駆け付けた。久保田は突然のメンバーの登場に驚きつつも、「甘いもの大好きです！」と視線はすっかりケーキにくぎ付け。「さらに上を目指してどんどん頑張っていきたいと思います！」と抱負を語っていた。

　同作は、“神様のイタズラ”によって他人と心が入れ替わる中学2年生の主人公・大沢サヤカ（久保田）が、さまざまな体験を通して成長していく姿を描く。久保田は劇中でヤクザやペットのインコ、憧れの男子生徒、祖母の5役に挑戦し、主題歌も歌う。放送前にはネットで世界配信され、その中で流れる森永製菓のCMキャラクターも務める。

　劇団ハーベストは、奥田民生、木村カエラ、倉科カナらが所属する大手芸能事務所ソニー・ミュージック・アーティスツ主催の女優発掘オーディション優秀者14人による演劇集団。メンバーの育成や同作のヒロインを決定する場として結成され、舞台などで演技力を磨いてきた。

　会見にはほかに同局プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ氏が出席。連続ドラマ『神様のイタズラ』はBS-TBSにて2月4日（月）より放送開始（全4回）。