演歌歌手の石川さゆりが29日、東京・渋谷のNHKホールで『第63回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを行い、人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦氏とのコラボステージを披露した。

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　能面のようなイラストを映像で幻想的に浮かび上がらせる演出。リハ前の取材ではジョジョ立ちを披露するかに注目が集まり「NHKの方と相談します」と笑っていたが、この日はおあずけとなった。

　今年発表した石川の40周年記念第2弾アルバム『X-Cross-』のジャケットのイラストを荒木氏が制作したことがきっかけとなり、紅白本番の舞台の背景映像イラストも担当。歌唱する「天城越え」をイメージして描いたもので、荒木作品との対面に声を弾ませていた。

　本番衣装は2着用意しているといい「一つは明日に向かって羽ばたくような鶴がたくさん飛んでいる着物と、真っ赤な百合の花をあしらったもの。荒木さんの絵が後ろにあるので、ステージを見てから」決めるとした。

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