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女優・小島藤子、人見知りでも「お芝居だけは遠慮できない」

 12歳でスカウトされ、モデルとして芸能界デビュー。その後、ドラマ『小公女セイラ』(TBS系)、『スプラウト』(日本テレビ系)、NHK朝ドラ『カーネーション』、映画『悪の教典』などに出演し、女優として活躍する小島藤子(19)。学生生活を終え、同じ所属事務所の先輩・貫地谷しほり(27)を目標に、役者としてまい進する彼女の本音を聞いた。

――小学6年生の時に父親と一緒に訪れたレンタルビデオ店でスカウトされたそうですが、当時から芸能界に憧れはありました?

小島 憧れ以前のレベルでしたね。テレビを観ていてもそういう世界があるってことも考えていなかったので。スカウトの時もお父さんがマネージャーさんと話していて、私はほとんど聞いてなかった。ただ、その1ヶ月後ぐらいに名刺が出てきて、中学に入る前に新しいことに挑戦したいと思ってやってみようと思いました。

――芸能界は一般的に華やかなイメージですが、実際に入ってみてどうですか?

小島 華やかというよりは、普通のお仕事と大差はないと思います。もちろん、私自身は楽しくやらせてもらってますが、テレビに出ているから特別何かが違うってことはなくて、社会人という意味では同じだと思います。周りの友人とかを見ても、よっぽど頑張っているので逆に刺激を受けますし。ただ、ティーン誌『プチレモン』などでモデルをさせていただいていた時期は、同世代の子たちの考え方が大人だったのにはすごく驚きましたね。私自身がファッションにうとかったのもあって、同じぐらいの年齢なのに、写り方やお化粧にこだわりを持っていて、すてきだなとは感じましたね。

――現在19歳で同年代にライバルと呼べる女優が沢山いますが、負けないようにしていることは?

小島 すごい人見知りなんで、オーディションで自分からガツガツ発言する人やアピールできる人はある意味うらやましいかな。やっぱり目立ちますからね。ただ、その反面で、私は無理に流されずにこのままでいいとも思います。あまり自分が個性的ではないと思っていますし、頑張んなきゃいけないのはわかってるんですが、自分のペースで進むことも大事だと思います。でも、お芝居だけは、違うと思ったらどんな立場でもはっきり伝えるようにはしています。すごく厳しい監督さんでも伝えないと後で後悔しますから。お芝居に遠慮はできないですね。

――同世代と共演するときは強く意識します?

小島 それが、同世代の子には一番人見知りしやすくて、ご一緒するときは慣れるまで離れたところで眺めてしまいます。もちろん、負けたくない気持ちもありますが、一緒にお芝居すると、自分にないところもわかるので、吸収したいって方が強いですね。

――客観的に物事を見ている感じがしますが、自身はどんな役者だと思いますか?

小島 私は何日も前から役を作りこむタイプではないので、始まるギリギリまで作らないです。もちろん、自分が演じる役なので真剣に考えてはいるんですが、気を張って無理やり覚えてもよくないとわかってからはそうなりましたね。なので、意識せずに自然に現場に入って、そのまま役柄に成りきる方だと思います。何が正解かはわかりませんが、周りがいろいろな形でやっていたとしても、私はそうしてます。

――長セリフの時でも直前に覚える?

小島 同じですね。リハーサルの直前に覚えるようにしています。読み込む方がいいとは思うんですが、最初に感じたことを出したいので。読み込むといろいろ考えてしまうし、前もって覚えても現場に入った感じで違うってなるので。極端に言うと、ワンシーンごとに覚えて忘れてを繰り返します。

――つまりオンとオフがはっきりしている?

小島 それは間違いなくあると思います。カットの声がかかると完全に切れます。逆に演技中は、自分がどうしなきゃいけないとか考えずに、役に入ってる印象ですかね。

――女優をやるようになって、映画とかも自然に見られなくなった?

小島 私生活とお仕事はまったく結びついてないですね。本当にオンとオフがはっきりしているので、映画を観ても舞台裏とか全然気にしない。それは出演している方のお芝居がすごいってことでもあると思いますけど。さすがに、自分が出ているものは気になりますが、そうでないと純粋に楽しめます。自分が出ていると比べるし、反省することが多いです。

――学業も卒業したことで、来年は完全に「女優」という肩書きで活動しますね。

小島 私自身が「女優」って人前で言えるレベルではまだないので、とにかくいろんな役をやりたいなと。来年の12月には20歳になってしまうんですよね。10代とは気分もだいぶ違うだろうし、それまでに多くの経験を積んでおきたい。特に、時代劇とかは一度もやったことがないので、ぜひやりたいです。プライベートでは、友人と旅行に行きたい。親がいない友人だけの旅行はこれまで一度もないので。あと、アコースティックギターを始めたので、「特技」と言えるぐらい、ちゃんと弾けるようになりたいかな。



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