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ハロプロ研修生 金子&宮本インタビュー「世界中の人に知ってもらえる存在になりたい!」

 デビューを目指して、歌やダンスのトレーニングに励むハロー!プロジェクトの研修生たち。定期的に発表会公演も開催している。9日には、東京・Shibuya O-EASTで『ハロプロ研修生発表会2012〜12月の生タマゴShow!〜』を開催した。今回出演した研修生の中から、金子りえ(15)、宮本佳林(14)にインタビュー。この日のステージを振り返るとともに、研修生の先輩メンバーになった立場で考えること、また自分の夢についても語った。

ハロプロ研修生の中でも、在籍期間が長い先輩メンバーの、宮本佳林(左)と金子りえ。

ハロプロ研修生の中でも、在籍期間が長い先輩メンバーの、宮本佳林(左)と金子りえ。

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 現在の研修生の中では、在籍期間が最も長く、全体を引っ張る存在の金子りえ(15)。この日のステージでは全員参加曲のほか、『この地球の平和を本気で願ってるんだよ』『Only You』(以上、モーニング娘。)などをグループで歌った。「私は、つんく♂さんから、歌っている時の表情が課題だと言われていて、そこに気をつけるように、『自分をもっと外に出していけるように』心掛けました。自分的には歌が安定してきたかなと実感しているので、ただ歌うんじゃなくて、レッスンで学んだテクニック的なことを試みたりして頑張りました」と公演を振り返る。


 宮本は全員曲のほか、『恋にBooing ブー!』(スマイレージ)、『世の中薔薇色』(Berryz工房)などをグループで披露。また金子とともに『Only You』も歌った。「今回は特に歌を頑張ろうと思いました。『Only You』は裏声とかがあって難しく、本番ではうまくいかなくて、終わったあと涙ぐみました」と1回目の公演のあと、悔しそうな表情を見せた。


 そんな宮本だが、この秋にはスマイレージのライブツアーに同行、ステージに立ったことで成長できたことも多かったという。「そこで学んできたライブ感というのは、今回出せたと思います。やっぱり、(同世代の)モーニング娘。の9期、10期、スマイレージのメンバーは場数を踏める分、成長できていると思うんですけど、私たちは本番よりレッスンのほうが多いから、本番の緊張感も大きいし、一回にかける思いも大きい。スマイレージのツアーでは“場数を踏む”という経験もさせてもらえたので、そういう面では特に成長できました」

 一方、金子はモーニング娘。のツアーに帯同。道重さゆみのソロ曲『ラララのピピピ』でバックダンサーをつとめた。
「道重さんは、私たちバックダンサーにもすごく気を配ってくださって、嬉しかったです。私は研修生のなかではリーダーなんですけど、モーニング娘。のリーダーの道重さんから学んだことがいっぱいあって、今回の研修生発表会でも、新人の子たちへの気配りとか生かせたんじゃないかなと思います。どうアドバイスしたらわかりやすいかとか…。今回の発表会では、リーダーっぽく振る舞うべきかどうか考えたんです。今まであまりリーダーだからとか意識していなかったんですけど、佳林が『(そういうふうに)やったほうがいいんじゃない』と言ってくれて、気持ちが楽になりました。それによって、私たちと高木(紗友希)さん、田辺(奈菜美)さんの“上の4人”と言われるメンバーで、みんなを引っ張っていかなければと団結できたかなと思います」と語る。

「今回のリハーサル期間が、スマイレージのライブだったり、私はモーニング娘。のツアーに同行していたので、4人それぞれバラバラに動いていたんですけど、集まった時には、これまで以上に集中して取り組めたと思います。デビューしたらもっと忙しくなるじゃないですか。だから今のうちにそういう経験ができてよかったなと思います」

 今回の発表会公演からは、新たに研修生6人が参加。初々しい新人の様子を見て、宮本は「みんな緊張してましたが、結構度胸がすごい!」と驚いたという。「最初のレッスンの時からダンスもすごく大きく踊っていて、それを見てすごいなって思ったから、自信を持ってステージに立ってもらいたいなと思って『緊張しなくていいよ』って声をかけました。自分も新人時代、そうやって声をかけてもらって嬉しかったから…」

 また、金子は「新人の子ってフレッシュさがアピールポイントだから、ダンスの時には『笑顔で頑張ってね』と言いました。でもやっぱり私たちより度胸が座ってるなと思いました」と笑う。また、ほかにも自分たちの新人時代と違い、驚かされたことがあったそう。
「楽屋にいるときも、グングンくるんですよ。私、新人の頃は緊張して先輩には話しかけられなかった…。私が入った頃、先輩のことを怖いなと思ったんですよ。でも当時注意されたことも、私たちのことを思って言ってくれていたんだなということが、理解できるようになってきました。私が、のっち(能登有沙)やきっか(吉川友)に伝えてもらったことは、今の新人に伝えていかなければならないと思います。私たちがこうやってステージをやれてるのも、先輩たちのおかげだから…」

 また技術の面でも気づいたことがあったという。「私が入ったとき、同じ曲を踊っていても、先輩たちと私では何かが違うんですよ。だけど、その何かがつかめなくて、できなかった。経験を積み重ねていくことで、その“何か”が生まれるものなんだなと」気づき始めたという。

 そんな二人に今後の目標について尋ねると、金子は
「もしデビューできたら、私はグループのリーダーをやりたい!グループで活動して、いずれ海外にも活動の場を広げて、世界中の人に知ってもらえる存在になりたいです。グループは、できれば研修生出身のメンバーだけでやりたい。長年一緒にレッスンを積み重ねてきた仲間で一緒にデビューできたら…」

 一方、宮本は「私は常に“斜め上へ、斜め上へ”と上がっていきたい。右肩上がりのグラフのように。歌やダンス、トークも演技も何もかも。その先にデビューがあると思います。私の本当の夢は、世界中どこに行っても知られているような歌手になること。全世界の人に、私の顔を知ってもらいたいなと思います。いろんな場所に私が歌いに行って、北極でも南極でも、ジャングルの中でも、どこにいる人にも私を知ってもらいたい!マイクを使えない場所では、地声でも人の心をつかめるような歌を歌えるようになりたいです。
そのためにはやりたいことがいっぱい!歌やダンスをもっともっと頑張って成長するのはもちろんだし、世界中のいろんな言葉を勉強したいです!」

 大きな夢を語る二人の瞳はキラキラと輝いていた。

 なお、ハロプロ研修生の次回公演は来年3月に開催予定。また現在ハロー!プロジェクトの研修生オーディションを開催中。合格すれば、歌やダンスのレッスンを積み、定期的に発表会公演に出演するほか、認められればハロプロの公演にもバックダンサーとして出演できる。研修生からは、これまで真野恵里菜、スマイレージ、譜久村 聖、工藤 遥(以上、モーニング娘。)、吉川 友らを輩出している。
研修生オーディションの応募要項など詳細はwebデビューに掲載している。

●プロフィール
金子りえ(写真右)1997年7月1日生まれ、神奈川県出身。2008年より前身の「ハロプロエッグ」に加入。
宮本佳林(かりん、写真左) 1998年12月1日生まれ、千葉県出身。2008年より前身の「ハロプロエッグ」に加入。また研修生活動と並行して、舞台出演など女優活動も活発。現在『コピンクス!』(静岡朝日テレビ)でキャラクターボイスも担当。

関連写真

  • ハロプロ研修生の中でも、在籍期間が長い先輩メンバーの、宮本佳林(左)と金子りえ。
  • 元気いっぱいに、ステージを楽しむようにパフォーマンスするのが宮本の魅力。
  • 歌の面での成長も著しい金子。
  • ステージではこんなクールな表情も。

提供元:Deview

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