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夏川結衣、「熱すぎて」イベント中座 最後は元気に再登場

 女優の夏川結衣が1日、都内でWOWOWのドラマWスペシャル『尋ね人』(11月3日、後7:30)の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。同作で余命わずかな母親(十朱幸代)から50年前に失踪した元恋人の行方を探して欲しいと頼まれる主人公・李恵を演じた夏川は、役どころや撮影について笑顔で明かしていたが、途中から汗をかき出し突如中座。周囲が心配するなか、仕切り直してのフォトセッションには元気に再登場し安堵させた。中座の理由について、司会者からステージを照らすスポットライトが「熱すぎたため」と釈明があり、もともと歯の薬を服用していたこともあって一時体調不良になったという。

舞台あいさつに出席した夏川結衣 (C)ORICON DD inc.

舞台あいさつに出席した夏川結衣 (C)ORICON DD inc.

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 夏川の中座後もイベントは続き、若き日の母・美月(志田未来)の恋人・藤一郎を演じた満島真之介は、「志田さんとどこかで鉢合わせないかなぁと思って、僕も自転車を借りて探しまわっていました」と明かし観客の気を引くと、「志田さんとは宿泊していたホテルが違っていたので、劇中の藤一郎と同じように会えない寂しさを感じていました。志田さんからカレーを食べた話を聞けば、次の日そのカレーをカレー食べに行ったりして。役作りも役立ったし、楽しみました」と笑わせ、場を和ませた。

 また、李恵が函館で出会う男・古賀を演じた安田顕も「ちょうど夏川さんもいないので…」と2人のラブシーンについて語り、「夏川さんがいい意味でサバサバした方、やるとなったらパッとやる。こちらが汗かいてドキドキしていると、夏川さんの方が引っ張ってくれて、ことなきを得ました」と話していた。

 中座前の夏川は「自分が生まれる前の母親がどんな青春時代を送っていたか、私自身も含めてほとんど知らない。(題材が)新鮮でしたし、演じていて楽しかった。撮影はハードでしたけど」と笑顔でアピール。2度目の母娘役で共演した十朱とは「おかしいことがあると笑いすぎてしまうところや、思っていることをすぐ口に出してしまうところが2人とも似ていて、すごくやりやすかったです」と話していた。

 『海猫』『余命』の著者、谷村志穂氏の同名小説の映像化。母の願いを叶えるため、娘は戸惑いながらも母親の50年の足跡をたどっていく悲恋の物語を、VFXで50年前の函館の町並みを再現しながら壮大に描く。メガホンをとった篠原哲雄監督は「失恋した相手のことは忘れないと言いがちだが、本気だった相手のこと忘れるべきではない。人と人との結びつき、関わりのあった人のこと忘れてはいけないというというポジティブなメッセージを伝えたい」と話した。

 ドラマWスペシャル『尋ね人』は11月3日(土)、午後7時30分からWOWOWで無料放送される。

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  • 舞台あいさつに出席した夏川結衣 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した(左から)満島真之介、志田未来、夏川結衣、十朱幸代、安田顕 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した(左から)志田未来、夏川結衣、十朱幸代 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した十朱幸代 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した夏川結衣 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した志田未来 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した満島真之介 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『尋ね人』完成披露試写会、舞台あいさつに出席した安田顕 (C)ORICON DD inc.

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