女優の栗山千明が12日、都内で行われた『第3回 このライトノベルがすごい！』大賞授賞式に出席。応募総数421作品の中から大賞、栗山千明賞（2作品）、優秀賞（3作品）が決定し、ライトノベル好きという栗山は「第1回から特別選考委員を務めさせていただき光栄に思います。最近ではラノベからアニメになる作品なども多く、注目される分野だと思います」と熱弁した。

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　自身の名が賞の冠にもなっている栗山は「ただのファンなので選考委員というのは恐縮ですが、素直な気持ちで選ばせていただきました」とコメント。受賞者6名にそれぞれ目録を手渡すと、笑顔で受賞者を称えた。

　大賞は紫藤ケイ氏の『ロゥド・オブ・デュラン』。栗山千明賞は島津緒繰氏の『薄氷あられ、今日からアニメ部はじめました。』、遊馬足掻氏の『魔王討伐！俺、英雄…だったはずなのに!?』の2作で、優秀賞は逢上央士氏の『オレを二つ名（そのな）で呼ばないで！』、飛山裕一氏の『ファウストなう』、ますくど氏の『剣澄む〜TSURUGISM』が受賞。10月には受賞作すべて「このライトノベルがすごい！文庫」（宝島社）より刊行される。