俳優・石垣佑磨が24日、都内で主演映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。主題歌の歌詞にちなんで「アバヨしたいもの」を告白するコーナーで、石垣は「さっきもなんですけど、緊張すると出てしまう“噛みぐせ”」と告白…しようとしたところで「緊張するつぉ…」とやっぱり噛んでいた。イベント最後には“生・蒸着”を披露するもNGを出すなど、主演作への気負いが垣間見えた。

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　宇宙刑事シリーズ第1弾として1982年のテレビ初放送以来、初の映画化となった同作。2代目ギャバンを務めた石垣は「体を鍛え直して役作りをしてきました」と完成に感慨深け。その隣で、初代ギャバン・大葉健二は「初代、そして2代目とどんどん続くことを祈っています」と、さらなる活躍に期待を寄せた。

　同イベントにはヒーローソングの名手であり、同作の主題歌を30年間歌い続けてきた串田アキラも登壇。初の劇場版の完成に「30年間歌ってきてよかった」と感慨深げに振り返り、「ヒーローソングの難しさをこのギャバンで知った」と思い入れの深さを語った。

　舞台あいさつにはヒロインを演じた滝裕可里とシェリー役の森田涼花、そのほか永岡卓也、金田治監督が登壇。舞台上では石垣と大葉による“生・蒸着”が披露されたが1度目は二人そろってNGを出し、監督から「お前らなんで!?」とお叱りの声。再び金田治監督の「カット」を合図に見事なポージングを披露し、会場は大歓声に包まれた。

　宇宙刑事シリーズ30周年記念作となる映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は10月20日から全国公開。劇場版では宇宙犯罪組織マクーの残党たちが首領ドン・ホラーをよみがえらせることを目的とし、ギャバンはその復活を阻止するべく戦いに身を投じる。