お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこ（33）が、来年1月スタートのNHK・BSプレミアムのドラマ『嘆きの美女』（毎週土曜　後11：15）で連続ドラマに初主演することが18日、わかった。所属する吉本興業の「2012年 べっぴんランキング」で7位にランクインする黒沢だが、容姿にコンプレックスを持ち引きこもる自称「ブス」な女を演じる。同級生の美女役には女優の矢田亜希子（33）が1997年以来となるNHKドラマに出演する。

　黒沢が演じる池田耶居子は、美人ばかりがブログを公開するウェブサイト「嘆きの美女」を荒らそうとして、ひょんなことから、その美女たちと同居するハメになる。そして、外見や趣味、食べ物、男性からの視線などあらゆる面で異なるブスと美女が、いつのまにかつながっていくストーリー。世の中には、美を持つ者と、持たざる者の2種類の人間がいる。「美」と「女の友情」をテーマに美しくても、美しくなくても、たくましく生きる女性たちを描き出す。

　同居美女の料理研究家役に横山めぐみ、看護師役に中村静香。さらに、神出鬼没でヒロインに妙な影響を与える謎の女に室井滋が出演する。

　森三中といえば現在、右足ふくらはぎを負傷中の相方・村上知子（32）は2006年、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ブスの瞳に恋してる』で主演の稲垣吾郎（SMAP）を相手に「ブス」役を全う。その2年後には見事、私生活でも一般男性と電撃結婚して話題を呼んだ。もう一人の相方、大島美幸（32）も結婚しており、このドラマをきっかけに黒沢にも春が訪れるか期待される。