バッテリー上がりやキー閉じ込みから、車が故障した場合の応急処置、修理工場までのレッカー移動など、自動車に関わるサポートを行うサービス“ロードサービス”。今や自動車保険各社がこのロードサービスを充実させ、さまざまなオプションを付帯させることで他社との差別化を図っているが、ロードサービスの元祖といえば一般社団法人日本自動車連盟(JAF)を思い浮かべる人も多いだろう。そのJAFが、高速道路上に逆走車がある状況を再現した動画を作成し、現在ホームページ上で公開している。 JAFは今回、高速道路上での逆走車による事故が毎年発生していることから、NEXCO中日本の協力のもと開通前の高速道路を使って逆走車に遭遇した状況の再現映像を収録し、公開。逆走事故の危険性や事故を回避するポイント、遭遇した際の注意点を明らかにしている。さらに、過去の事例から逆走事故が起きやすい場所や原因についても解説しているほか、サービスエリアなどに設置されている逆走防止装置などの防止策を紹介してドライバーに注意を呼び掛けている。いつどんなふうに巻き込まれるかわからない自動車事故。常に色々な想定をしておくことが大事だといえるだろう。
2012/09/04