俳優の藤原竜也が20日、東京・日本外国特派員協会で行われた主演映画『I'M FLASH!』(豊田利晃監督、9月1日公開)の外国人記者向け会見に出席。宗教にまつわる観点や原作ありきの映像化についてなど、外国人記者ならではの視点で質問が飛んだ約45分間の会見に藤原は「いい質問だね〜」「面白い質問」と関心しきりだった。
漫画原作の実写化が増えている昨今の邦画事情で、今回、オリジナル作を引っ下げた豊田監督は「漫画より面白い脚本を作ればいい。あと、プロデューサーをどう騙すかだね」と熱弁。出来に手応えをにじませるとともに「2011年に撮った映画。3.11があって、僕の中で大きかったことは、たくさんの人が死んだことだった。その中で、死の連鎖を断ち切る決意表明の映画は撮るに値すると思った」とこだわりを語った。
藤原演じるカリスマ教祖ルイのいた新興宗教にも関心はおよぶと、豊田監督は「この作品は宗教映画とは思ってない。宗教団体から辞める男の話をしたかったまで。だから、プロ野球の団体でも良かった」とユニークに答えてみせた。
今作で17日間の沖縄ロケを敢行し、水中撮影や過酷な撮影に挑んできた藤原は「撮影現場では4、50回テイクを重ねてもOKが出ない」と嘆き節で振り返り、笑いを誘う場面も。記者から「(芸能)事務所の力で、安全なドラマや映画に出演させようとする傾向はどう見るか?」と突っ込まれると「面白い質問。僕もその思いはあって。楽なものより挑戦するほうがいいし、僕はそういう(挑戦する)環境に育った。違うことをやることは面白いと思う」と持論を交えて語っていた。
漫画原作の実写化が増えている昨今の邦画事情で、今回、オリジナル作を引っ下げた豊田監督は「漫画より面白い脚本を作ればいい。あと、プロデューサーをどう騙すかだね」と熱弁。出来に手応えをにじませるとともに「2011年に撮った映画。3.11があって、僕の中で大きかったことは、たくさんの人が死んだことだった。その中で、死の連鎖を断ち切る決意表明の映画は撮るに値すると思った」とこだわりを語った。
藤原演じるカリスマ教祖ルイのいた新興宗教にも関心はおよぶと、豊田監督は「この作品は宗教映画とは思ってない。宗教団体から辞める男の話をしたかったまで。だから、プロ野球の団体でも良かった」とユニークに答えてみせた。
今作で17日間の沖縄ロケを敢行し、水中撮影や過酷な撮影に挑んできた藤原は「撮影現場では4、50回テイクを重ねてもOKが出ない」と嘆き節で振り返り、笑いを誘う場面も。記者から「(芸能)事務所の力で、安全なドラマや映画に出演させようとする傾向はどう見るか?」と突っ込まれると「面白い質問。僕もその思いはあって。楽なものより挑戦するほうがいいし、僕はそういう(挑戦する)環境に育った。違うことをやることは面白いと思う」と持論を交えて語っていた。
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2012/08/21