歌舞伎俳優の中村橋之助(46)が30日、都内で行われた『平成24年度 松竹大歌舞伎』の製作発表記者会見に出席し、27日に初期の食道がんの手術を受けた中村勘三郎の術後の経過を語った。橋之助は、勘三郎の次男・七之助と話したことを明かし、「至って元気で、手術後すぐにしゃべったそうで一安心」と報告。さらに「翌日にはICU内を20メートル弱歩いた」と、順調な回復ぶりを明かした。
勘三郎の手術は約12時間に及ぶ大手術だったようで、「がんの手術は長い方がいいといいますけど、8時間過ぎるとどうしちゃったのかと、こちらもイライラしてしまった」と振り返り、「まだ、ICUに入っていますけど、大丈夫ですよ」と笑顔でコメント。翌日には勘三郎の妻で橋之助の姉・好江さんからの電話で「ICUの中で大きな拍手をもらったって。また何かやったんじゃないですかね」と安どの表情を浮かべていた。
毎年恒例の同歌舞伎舞台で、今年は歌舞伎の魅力を分かりやすく伝える『歌舞伎のみかた』から、弁慶の生涯でただ一度の涙と恋を描いた『弁慶上使』、初々しく華やかな娘を描く『手習子』を上演。
『弁慶上使』で初役・おわさを演じる片岡孝太郎は「僕にとって(橋之助さん)は兄さんなので一緒にできるのが嬉しいし、女形の後輩ともできて嬉しい」と共演を喜び、腰元しのぶ役と『手習子』で初巡業に挑む中村児太郎は「祖父・芝翫が大事にしていた役なので、祖父に向けての自分の中の追善という形でやらせていただきたい」と初々しく語っていた。
勘三郎の手術は約12時間に及ぶ大手術だったようで、「がんの手術は長い方がいいといいますけど、8時間過ぎるとどうしちゃったのかと、こちらもイライラしてしまった」と振り返り、「まだ、ICUに入っていますけど、大丈夫ですよ」と笑顔でコメント。翌日には勘三郎の妻で橋之助の姉・好江さんからの電話で「ICUの中で大きな拍手をもらったって。また何かやったんじゃないですかね」と安どの表情を浮かべていた。
毎年恒例の同歌舞伎舞台で、今年は歌舞伎の魅力を分かりやすく伝える『歌舞伎のみかた』から、弁慶の生涯でただ一度の涙と恋を描いた『弁慶上使』、初々しく華やかな娘を描く『手習子』を上演。
『弁慶上使』で初役・おわさを演じる片岡孝太郎は「僕にとって(橋之助さん)は兄さんなので一緒にできるのが嬉しいし、女形の後輩ともできて嬉しい」と共演を喜び、腰元しのぶ役と『手習子』で初巡業に挑む中村児太郎は「祖父・芝翫が大事にしていた役なので、祖父に向けての自分の中の追善という形でやらせていただきたい」と初々しく語っていた。
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2012/07/30