4日スタートのアイドル育成バラエティ番組『ようこそ！東池袋ヒマワリ荘』（毎週水曜 深1：29〜1：44 日本テレビ系）の初回収録がこのほど都内で行われ、若手女性アイドル7人とお笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が報道陣の取材に応じた。番組内で、“芸能事務所のマネージャー”としてアイドルを育成していく矢作だが「みんなが個々に頑張るスタイルでいくから、僕は何もやらないくらいがちょうどいい。仕事なんて持ってきてもらうんじゃなく、自分で取るもの」と、さっそく若手アイドルに指南。メンバーからブーイングが飛ぶも「弱小プロダクションはキャスティング権ないので無理です。大丈夫、売れる売れる」と緩く交わした。

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　同番組は架空の芸能事務所の女子寮・ヒマワリ荘を舞台に、声優アイドルを目指す少女たちが事務所から与えられた指令を乗り越え成長していくシチュエーションコメディ。出演者の荒川ちか（12）、葵わかな（13）、田尻あやめ（14）、藤麻理亜（15）、高橋優里花（14）、千葉夏実（18）、矢野紫信（15）の中から数名が、来年1月放送予定の同局系新アニメの声優出演と、主題歌を歌う歌手としてCDデビューが約束されている。

　歌唱からダンス、演技までさまざまなジャンルに挑戦していく番組収録を終え、田尻は「演技も歌も初めてで緊張しましたが、練習を重ねていくうちに『できてきたかな』と自分でもわかってきた」と手応え。持ち前のアニメ知識でほかのメンバーを引っ張る荒川も「コメディらしく、オーバーリアクションでどんどん笑わせていきたい」と目を輝かせ、メイド姿の高橋も「すぐに『萌えー！』というところに注目してほしいです」とアピールした。

　矢作は、弱小プロダクションのマネージャーを務めるにあたり、自身の所属事務所・人力舎の社長を参考にしたといい「何も仕事持ってこないし、タレントの売り方がわからないと言う。社長をイメージするとやりやすいし、完璧だと思います」とニンマリ。若手アイドルとの共演については「『中二病』とか『懐古厨』とか、知らない言葉がたくさんあって…。うちのマネージャーも知らなかったので、じゃあ知らないままでいいかという感じです」と笑いを誘った。