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武田鉄矢、中国版映画『101回目のプロポーズ』に特別出演

 中国で映画にリメイクされるドラマ『101回目のプロポーズ』(中国タイトル:『101次求婚』)に、原作ドラマの主演俳優・武田鉄矢が特別出演することがわかった。7日、上海市内で、武田と中国版に主演するリン・チーリン(林志玲)、ファン・ボウ(黄渤)の共演シーンの撮影と、三者による記者会見が行われ、武田は「このテレビドラマは、20年前に日本で放送されて大変人気のあったドラマですが、再びこうして中国で映画化されるということで、なんだか、とってもうれしかったです」と喜びを口にした。

上海で会見した(左から)ファン・ボウ、武田鉄矢、リン・チーリン。武田が主演の二人に贈った夫婦の招き猫を手に(写真提供:フジテレビ)

上海で会見した(左から)ファン・ボウ、武田鉄矢、リン・チーリン。武田が主演の二人に贈った夫婦の招き猫を手に(写真提供:フジテレビ)

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 武田は、原作ドラマで演じた星野達郎の20年後という設定で登場。仕事の関係で上海を訪れた達郎が、自らの恋愛経験を語りながら中国版主演の二人の恋の後押しをする重要な役どころだ。

 会見で武田は、撮影を通して意気投合したファン・ボウについて「まるで昔からの友達だったみたい」、リン・チーリンは「彼女は一度だけ夢の中で会った美しい人のような気がします」とコメント。また、ファン・ボウに「プロポーズを成功させるコツを教えてください」と頼まれた武田は、「僕もそうだったけど、とにかく命がけのプロポーズをすることだと思うんだ」と語っていた。

 原作ドラマは、1991年7月〜9月に、フジテレビ系列で毎週月曜日に全12回放送され、「僕は死にません」の名台詞を生み、最終回は番組最高視聴率36.7%を記録した。主演は、浅野温子と武田で、脚本は野島伸司氏。海外での認知度も高く、2003年にはチェ・ジウ主演で中国・韓国合作ドラマ『第101次求婚』としてリメイクされ、日本でも2005年にフジテレビ721とWOWOWにて放送された。

 今回の中国版『101回目のプロポーズ』は、上海を舞台に、原作のエッセンスをふんだんに活かした純愛ラブ・ストーリー。今回の取り組みは、高校時代に台湾で姉と一緒に原作ドラマを見ていたというレスト・チェン(陳正道)監督の熱意が実って実現した。同映画の撮影は5月21日より始まり、7月上旬クランクアップ予定で順調に進行中。来年のバレンタインデー前後(2013年2月)に中国全土で公開予定。

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  • 上海で会見した(左から)ファン・ボウ、武田鉄矢、リン・チーリン。武田が主演の二人に贈った夫婦の招き猫を手に(写真提供:フジテレビ)
  • 中国映画『101次求婚』武田鉄矢の出演シーンの撮影風景(写真提供:フジテレビ)

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