マジシャン・セロの新番組『セロのマジカル・バケーション in Hawaii』が5月26日よりミステリー専門チャンネル「AXN ミステリー」でスタートする。全編ハワイロケを敢行し、セロが「いままでとは違う一面を出せた」と自負する渾身の一作。これまでにないコミカルな一面を打ち出した作品となっており、謎に包まれたセロの“家族”も登場するという。

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　セロといえば、フジテレビ系で2004 年より放送されている『マジック革命！セロ！』シリーズで人気を博し、街行く人を呼びとめては、その場でマジックを披露する“ストリートマジック”でも知られる。今回の新番組でセロは「これまでのテレビともストリートともまったく違う新しいマジックスタイルを作ろうと思いました」とニヤリ。

　それはマジカル・リアリティ番組という新しいスタイル。番組では、セロとその“家族”がハワイを訪れ、それぞれに休暇を満喫する様子を追う。彼らの行く先々では、さまざまなハプニングが巻き起こるのだが、それこそが“ドッキリ・マジック”。たまたま居合わせた観光客らも巻き込んで繰り広げる新しいタイプのリアリティショーとなっている。

　「僕の“家族”は、パフォーマーではないんですが、みんなマジックができることが明らかになります。きっと僕の家系には魔法使いのDNAが入っているんでしょうね」とユーモアたっぷりに語る。ちなみに、今回の旅行に参加した“家族”は、旅行と買い物といたずらが大好きなおばあちゃんのマジー、食いしん坊ないとこのタイニー、熱心なゴルファーで女性にもモテモテの独身貴族のおじさんリチャードの3人。マジックに加えて、ハワイの魅力的なロケーション、活気あふれるビーチや街の景色なども楽しめる。

　「マジックは言葉がしゃべれなくても通じ合える世界共通の言語」とその魅力を語るセロ。近年、日本のみならず、アメリカ、アジア、ヨーロッパで活動の場を広げているが、プロのマジシャンとしての土台を築いた日本への愛着は深い。「僕のマジックは日本で生まれて世界に広がった。今度は日本で作った番組を世界に広げたい」と意気込む。しかも今回の番組では、「僕のコメディサイドを全面に押し出しました。いままでとは違う僕の生まれ変わりの第1作目。まだまだアイデアがあるので、これからもどんどん進化していきたい」とアピールしている。

　『セロのマジカル・バケーション in Hawaii』はミステリー専門チャンネル「AXN ミステリー」で5月26日（土）午後8時より吹替版で 第1話を放送（リピート放送あり）。1話30分、全6話を毎週土曜午後8時より放送。「スカパー！」、ケーブルテレビ、ブロードバンド放送／IPTVで視聴可能。