体調不良による活動休止を発表した女優・沢尻エリカ(26)について、沢尻の主演映画『ヘルタースケルター』(7月14日公開)を監督した蜷川実花氏は15日、コメントを発表。「あまりに出来すぎな筋書きに、物語が現実に追いつかれそうな気がしてなりません」と心境を明かしている。
■蜷川実花監督
私にとってこの『ヘルタースケルター』が宿命だったように、エリカにとっても運命的な作品だったのだと思います。
あまりに出来すぎな筋書きに、物語が現実に追いつかれそうな気がしてなりません。
『ヘルタースケルター』を撮っている時、何度も現実と物語がリンクし、境界線が曖昧になる体験をしました。
前日の撮影をお互いまったく覚えていない程、私達は物語に進んで沈んでいったのだと思います。
現場での彼女はりりこそのものでした。
「りりこの役がなかなか抜けない」と言っていた彼女に静養が必要なのは、必然のような気がします。
魂をかけて今持てるすべてをお互い出し切った、その結果がすべて映画に詰まっています。
「これで私は胸を張ってみんなの前に立てる。実花さん本当にありがとう」と、映画完成の初号試写が終わった時、手をとり泣きながら言った彼女がもどって来る日を心から待っています。
■蜷川実花監督
私にとってこの『ヘルタースケルター』が宿命だったように、エリカにとっても運命的な作品だったのだと思います。
あまりに出来すぎな筋書きに、物語が現実に追いつかれそうな気がしてなりません。
『ヘルタースケルター』を撮っている時、何度も現実と物語がリンクし、境界線が曖昧になる体験をしました。
前日の撮影をお互いまったく覚えていない程、私達は物語に進んで沈んでいったのだと思います。
現場での彼女はりりこそのものでした。
「りりこの役がなかなか抜けない」と言っていた彼女に静養が必要なのは、必然のような気がします。
魂をかけて今持てるすべてをお互い出し切った、その結果がすべて映画に詰まっています。
「これで私は胸を張ってみんなの前に立てる。実花さん本当にありがとう」と、映画完成の初号試写が終わった時、手をとり泣きながら言った彼女がもどって来る日を心から待っています。
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2012/05/15