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倉科カナ、三重県を舞台にした地域ドラマで漁師の“嫁”になる

 女優の倉科カナが、9月にNHK BSプレミアムで放送される三重県を舞台にした地域ドラマ『ヤアになる日〜鳥羽・答志島パラダイス〜』に主演することが14日、明らかになった。NHK津放送局が初めて制作する地域ドラマで、伊勢志摩国立公園(三重県鳥羽市)の中にある答志島(とうしじま)を舞台に、ひとりの女性が漁師の嫁(ヤア)となり、島で生きていくことを決意するまでを描く。

三重県を舞台にした地域ドラマ『ヤアになる日〜鳥羽・答志島パラダイス〜』(NHK BSプレミアム)に主演する倉科カナ

三重県を舞台にした地域ドラマ『ヤアになる日〜鳥羽・答志島パラダイス〜』(NHK BSプレミアム)に主演する倉科カナ

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 この日、同放送局で行われた制作発表会見には、『相棒』シリーズなどで知られる脚本家・戸田山雅司氏が出席。シナリオを書く前に、舞台となる答志島を訪ねた印象を「鳥羽から数十分で行ける島なら、きっと想像を越えるようなことはないはずと、タカをくくっていました。シナハン(シナリオハンティング)旅行は、まさに想像を絶した濃厚かつ芳醇(ほうじゅん)な時間の連続で、まるで一種独特な“神秘体験”として、答志島は生涯忘れることの出来ない島になりました」と語る。

 答志島は、鳥羽市の北東2.5キロ、伊勢湾の入り口に位置し、四季を通じて豊富な魚介類に恵まれた島。人口およそ2500人が、わずかな平野部分に肩を寄せ合うように暮らしており、島の人たちの付き合いはまるで家族のよう。子どもたちは島の宝と、皆で子どもたちを可愛がり、日本で唯一残る「寝屋子制度」(鳥羽市無形民俗文化財)など、古くからの文化や風習を今でも大切にしている。

 「寝屋子制度」とは、戸籍上の兄弟ではない者同士が、終生、兄弟以上の付き合いをする制度。今回のドラマでは、倉科演じる主人公・山岡紗智子の恋人・鳴海久志が答志島出身という設定で、“寝屋親”岩波源三を俳優の近藤正臣が演じる。

 撮影は三重県鳥羽市ほかでオールロケで行う。三重県在住者を対象に、一般公募の出演者オーディションも開催する予定。放送はBSプレミアムで9 月30 日(日)午後10:00〜を予定。10月7日(日)後 0:00〜再放送あり。

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  • 三重県を舞台にした地域ドラマ『ヤアになる日〜鳥羽・答志島パラダイス〜』(NHK BSプレミアム)に主演する倉科カナ
  • 会見の様子 脚本を担当する戸田山雅司氏(C)NHK

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