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猫ひろしが会見 カンボジア代表として「スポーツ発展に貢献したい」

 ロンドン五輪男子マラソンでカンボジア代表としての出場が消滅したピン芸人・猫ひろし(34)が12日、都内で会見し、「本当に残念に思っております」と無念の表情で今後の進路や心境を明かした。今後も“カンボジア代表”として「マラソンを中心とした活動をカンボジアでやって、代表としてスポーツの発展に貢献していきたい」と意気込み、現在も伸び続けるタイムに期待を込め「4年後のリオ五輪にも、チャンスがあるならチャレンジしたい」と新たな目標を掲げた。

猫ひろしが会見「今後も走り続けるにゃー!」 (C)ORICON DD inc.

猫ひろしが会見「今後も走り続けるにゃー!」 (C)ORICON DD inc.

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 一度は五輪への切符を手にした猫だが、今年に入り国際陸上競技連盟(IAAF)が新規定を設置。国籍取得後1年が経過していない場合は「連続した1年の居住実績」か「国際陸連理事会による特例承認」が必要になったため、猫の五輪への道は途絶えた。

 会見に同席した同国オリンピック委員会のワット・チョモランマ事務局長は「猫さんが出られなくなったことが一番残念です」と切り出しつつ「IAAFルールはしっかり守る。新しいルールができたので、そのとおりにしなければならない」。今年10月18日からは正式にカンボジア選手として認められるといい「来年や再来年のチャンスがありますから、準備して頑張って、カンボジア代表選手としてぜひ出てほしい」とエールを送った。

 8日午後9時、練習会後に専属コーチから“五輪消滅”の報告を受けたという猫は「毎日30キロとかトレーニングしてたので正直残念」と振り返り「でもこれで終わりじゃないので、引き続き頑張っていきます」と笑顔。芸人仲間である安田大サーカスのクロちゃん、事務所の先輩である久本雅美、柴田理恵から励ましの言葉をもらったといい「すごい温かい言葉かけていただいたので、また頑張れます」と気合いを入れ直した。

 芸人としての活動スタンスも変えず「ずっと芸人なので、今まで何度も行き来して仕事をする。拠点は日本ですが、最近はカンボジアにいる方が多かったので、どちらが中心になるかはわからない」と説明。“二足のわらじ”を踏みながら「このままやってきちんとタイムが伸びるのなら、今後も(芸人として)いろいろ挑戦させていただこうかなと思います」と語った。

 猫は今後カンボジアでの活動の一つとして、6月17日に行われる同国主催のマラソン大会『プルノペン国際ハーフマラソン』を共催することも報告した。

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  • 猫ひろしが会見「今後も走り続けるにゃー!」 (C)ORICON DD inc.
  • 今後もカンボジア人としての活動を誓い合う同国オリンピック委員会のワット・チョモランマ事務局長(左)と猫ひろし (C)ORICON DD inc.

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