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向井理が医師役に初挑戦 天皇陛下を手術した天野教授のチームが指導

 俳優の向井理が、TBS系で7月スタートの新ドラマ『サマーレスキュー〜天空の診療所〜』(毎週日曜 後9:00)に主演することが6日、わかった。実在の山岳診療所をモデルに、若き心臓外科医のひと夏の成長を描く。向井にとっては初めての医師役で、医療指導を担当するのは、天皇陛下の心臓手術を執刀した順天堂大学の天野篤教授のチーム。天野教授と初対面した向井は「第一線で活躍する一流の医師の気迫を感じました」と刺激を受け、「また新たな挑戦ができるという喜びを感じています。気負わずに演じたい」と意気込んでいる。

順天堂大学の森田照正准教授に医療指導を受ける向井理 (C)TBS

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 夏の登山シーズンに合わせて山小屋などに開設され、登山者の診療活動を行っている山岳診療所。近年、中高年や女性の本格登山ブームを受けて、その存在感が増している。標高2000m超えという厳しい環境にあって、検査機器や薬はごくわずか。医師たちは進歩した現代医療から切り離され、患者に手で触れて、目で見て、会話をし、診断しなければならないことから「医療の原点」とも言われる。

 今回のドラマは、山岳診療所で働く医師や医学生、看護師たちが生きる悩みを抱えながら、患者と接し、命とは何か、医術とは何かを見出していく、ひと夏の群像劇であり、「今までにないシンプルで血のぬくもりを感じさせるヒューマン・ドラマ」と志村彰チーフプロデューサー。

 向井が演じる主人公・速水圭吾は、大学病院で将来を嘱望されているクールな心臓外科医。自信家だが高い技術を持っており、次期大学病院の学長候補の沢口教授の娘と婚約中という抜け目ない男だ。そんな彼が、上司の命令で夏の間、とある山の診療所に派遣され、カルチャーショックと挫折を経験し、価値観を変えていく。

 向井は実際に山岳診療所で働いている医師にも会って役作り。「設備の整った病院とは違い、山という特別な環境で診察をすることの相違点や難しさなど、その状況に合わせた診療の大切さを感じました」と話している。

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  • 夏の山岳診療所を舞台にした医療ドラマに主演する向井理
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