お笑いコンビ2700が、韓国KBSで放送中の人気お笑い番組『ギャグコンサート』に“日本代表”として出演したことが2日、わかった。ネタを担当している八十島は「日本を背負うという意味で“俺たちでいいのかな？”というプレッシャーとワクワク感がありました。ヘタなものは見せられないし、言葉を間違って失敗したくなかったから必死でした」と振り返り、ギリギリの挑戦だったことをうかがわせた。

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　2700が出演した『ギャグコンサート』は、13年にわたり視聴率20％超えを誇る、韓国で最も人気のバラエティ番組。今回、2700の出演は、フジテレビ系のスペシャル番組第3弾『なかよしテレビ〜日中韓！ホンネで言いたい放題SP III〜（仮）』（5月15日　後7：00）の企画で実現。「バラエティが一番面白い国はどこか？」をテーマに、韓国で日本の芸人が通用するかどうかが、2700で試された。

　二人は韓国語の難しさに悪戦苦闘しながらも、「右ひじ、左ひじ交互に見て♪」のリズム芸を1週間みっちり練習して一発勝負の舞台に挑んだ。「“日本代表”というプレッシャーはのしかかっていました。でも自信はありました。僕はダンスだけだから」と気楽に構えていたツネも「“日本と韓国はホンマに仲いいんか？”と思いました」。八十島も「お客さんからしたら急に変な奴出てきたみたいな感じ。とまどいしかありませんでした」と完全アウェーの洗礼を受けた。

　1000人の韓国人の観客前で披露した「右ひじ左ひじ♪」はウケたのか。ステージを終えて八十島は「笑いに国境はない！！と思いました。やっぱり音楽なんだなって。ウケ始めて気持ちもどんどん乗っていきました」。ツネも「“こんなネタでも韓国に伝わるんや！”と思い嬉しかった!!!　あの空気感が伝わるなんて!!」と興奮交じりに語っており、いい武者修行になったようだ。

　『なかよしテレビ』は何かと比較の対象にあがる日中韓の出演者がさまざまなテーマで激論を繰り広げるバラエティ。今回は「物件」、「バラエティ」「ペット」「近未来ニュース」をテーマに、日本応援団のえなりかずき、テリー伊藤、マツコ・デラックス、東国原英夫らが、中国、韓国の応援団と議論を戦わせる。