女優の堀北真希が9日、東京・品川駅で行われたNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』ラッピング電車の出発式に出席した。車両から軽やかにホームに降りた堀北は「すごくたくさんのポスターが貼ってあって、嬉しいような、ちょっと恥ずかしい気持ちです」と照れ笑い。ドラマ放送終了の9月末まで運行予定で「これでたくさんの町を走ってほしいし、実際に乗ってほしい」とアピールした。

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　同車両は、劇中の舞台が大田区・蒲田であることを受け、京急電鉄とNHKが協力して実施。2100形8両1編成で、泉岳寺駅〜三崎口駅間を1日3〜4往復する。また、京急線「梅屋敷駅」のホームを期間限定でドラマ用に装飾するほか、駅メロディとして同作の主題歌であるSMAPの新曲「さかさまの空」が導入される。

　車両のポスターにサインを入れた堀北は「どこも梅ちゃん一色で、こんなに盛り上げてくれて嬉しい」と感激。撮影以降、頻繁に訪れている蒲田の印象を「おいしいものを紹介していただいたり、『普段から笑顔でいるようにしている』など人と人との繋がりを感じるエピソードを聞かせていただきました」と語った。

　同作は戦後復興のなかで失敗を繰り返しながらも、地域に根ざした町医者を目指す“女性版赤ひげ物語”。大学病院の医師である父を持つ3人姉兄の末っ子として産まれたヒロイン・下村梅子を演じる堀北は「町の人と絆を深めていきながら、お医者さんという夢を叶えるために頑張る梅子を通して、前向きに生きようという思いが描かれています」と見どころを紹介した。