元プロ野球選手の桑田真澄氏と清原和博氏が26日、都内で行われた『スカパー！プロ野球』新CM発表会に出席した。“KKコンビ”として野球人気を支えてきた二人は、同CMでおよそ4年ぶりに再会。桑田氏は「なかなかお互い忙しくて会えなかったものですから、純粋に会えるんだなと思うと嬉しかった」と感慨ひとしお。清原氏も「こういう形でCMに出れるのは思い出に残る出来事」と喜びながらも、「桑田と（CM初共演）は照れくさかったですね」と撮影を振り返り、笑みをこぼした。

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　『プロ野球2012シーズン セ・パ両リーグ開幕』に合わせて放送されるスカパーの新CMに“プロ野球界を盛り上げたい”という熱意のもと両氏がオファーを快諾。2008年に清原氏の現役最後のシーズンオフに桑田氏が打撃投手を務めて以来の対面となる。24日から放送されている「スカパー！ 野球王道ティザー」篇では、とある球場のベンチを舞台に、それぞれ別のドアから登場したスーツ姿の両氏が、久々の再会を果たし、ガッチリと握手を交わしている。

　桑田氏は「CMやメディアの前に出るのは苦手だったけど、今回は清とスケジュールが合ったということで素直に嬉しい」と笑顔を浮かべ、清原氏も「スカパーさん、すごいこと仕掛けてきたなと。ちゃんと成立するのか不安はありました」と明かした。撮影については「そわそわしましたし、不安の方が大きかった気がします」（桑田）といい、清原は「普通の撮影と違って、自然体な感じが出せましたね」と満足げに語った。

　イベントでは、「生まれ変わったらどのポジションになりたいか」というテーマのもと、二人のトークが展開。ピッチャーを希望した清原は「エースで4番になってもいいんじゃないかと思うので」とニッコリ。一方の桑田氏は「実はピッチャーが一番苦手で、得意なのは守備、走塁、バッティング。ピッチャーとしては悔いがないので、ショートをやってみたい」と願望を語りつつ、「ほかの職業はないかな。生まれ変わっても野球選手になりたい」と口を揃え、会場から拍手を浴びた。

　「野球王道ティザー」篇に続き、プロ野球をテーマに本音で語り合う2人の対談風景が楽しめる新作が29日より全国放送される。