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『R-1ぐらんぷり2012』COWCOW多田が初優勝「相方に感謝」 準優勝はスギちゃん

 一人芸の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2012』決勝戦が20日、東京・台場のフジテレビで行われ、決勝進出者12名の中からCOWCOW多田が初優勝を決めた。トロフィーと賞金500万円を受け取った多田は「応援してくれたお客さん、スタッフさん…あと相方に感謝したいかな」と涙ぐみ、準優勝のスギちゃんは「多田さんの涙で泣いちゃったぜ〜」ともらい泣きした。

COWCOWの多田が『R-1ぐらんぷり2012』初優勝 (C)ORICON DD inc.

COWCOWの多田が『R-1ぐらんぷり2012』初優勝 (C)ORICON DD inc.

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 プロ・アマや年齢を問わず「面白ければOK」。10年目の今年は過去最多の3612人がエントリーし、ふだんコンビで活躍する芸人も多数参加してしのぎを削った。今月2日に東京と大阪で行われた準決勝では、一般客の投票でスギちゃんが1位、多田が2位、ヒューマン中村が3位につけていた。

 決勝トーナメントはA、B、Cの3ブロックに分かれ、4組ごとにネタを披露。Aブロックは「50音」ごとに一言ギャグを披露する多田が勝ち抜き、Bブロックは持ちネタ“ヨギータ”を繰り出したチュートリアル徳井義実が突破。お笑いコンビの片割れのファイナル進出が続くなか、唯一、ワイルドなエピソードを「〜だぜ」の語尾で披露するスギちゃんがCブロックを勝ち抜いた。

 司会は雨上がり決死隊と同局の加藤綾子アナウンサーが担当。審査員を桂三枝、板尾創路、木村祐一、高田純次、関根勤、ラサール石井、天野ひろゆきが務め、3名による決勝では桂、石井、高田がスギちゃんに、板尾、関根、天野が多田にそれぞれ投票し、一人徳井を支持していた木村が最後に多田を選択した。

 桂は「今年は難しかった」と総評。多田には「ネタがよくできていた」、スギちゃんには「勢いがあった」とそれぞれ賞賛していた。

『R-1ぐらんぷり2012』決勝トーナメント進出者

名前(所属事務所)決勝進出回数 ★は1回戦勝者

【Aブロック】
 友近(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京=以下、YCA東京)5年ぶり6回目 
 野性爆弾 川島(YCA東京)初出場 
 AMEMIYA(ソニー・ミュージックアーティスツ=以下、SMA)2年連続2回目 
★COWCOW多田(YCA東京)初出場 

【Bブロック】
 サイクロンX(太田プロダクション)3年ぶり2回目
 いなだなおき(アインシュタイン)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪=以下、YCA大阪)初出場
★徳井義実(チュートリアル)(YCA東京)5年ぶり2回目
 キャプテン渡辺(SMA)2年連続2回目

【Cブロック】
 千鳥 大悟(YCA大阪)初出場
 ヤナギブソンザ・プラン9)(YCA大阪)8年ぶり2回目
 ヒューマン中村(YCA大阪)2年連続2回目
★スギちゃん(サンミュージックプロダクション)初出場

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