劇作家・三島由紀夫さんの代表作で、狂言師・野村萬斎が演出を手掛ける舞台『サド侯爵夫人』が、3月6日(火)より東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。このほど、出演者の女優・美波がORICON STYLEのインタビューに応じ、今作から受けた衝撃や苦労を告白。萬斎が蒼井優ら6人のキャストに課したテーマ“言葉による緊縛”をキーに、今抱える自身の課題もを紐解いてくれた。
三島さん独特の修辞が散りばめられ、1965年の初演では、その衝撃的な内容から“事件”とされた『サド侯爵夫人』。猟奇的なスキャンダルがつきまとうサド侯爵をめぐって交錯し、衝突する6人の女性を、蒼井、美波、神野三鈴、町田マリー、麻実れい、白石加代子が演じる。女性6人6様の価値観が映し出されるなか、美波は、蒼井演じるサド侯爵夫人・ルネの妹・アンヌ役を務める。
能・狂言の体現者として伝統文化に触れ合う萬斎の演出について、、今までさまざまな舞台に出演してきた美波は「言葉」を何度もポイントにあげた。身振り手振り交え「萬斎さんの能の延長線にあるみたいな演出法。言葉を“映像”としてお客さんに届けて、お客さんがイメージを沸かせて、縛られたり、エロスが沸いてくる。想像力が、縛られつつもふくらみ、広がっていくと思う」と、今作の目指す大枠魅力を明かしてくれた。
萬斎がキーにする活字上で「言葉による緊縛」と表すのは簡単だが、を演者がそれを体現し、観る人に届けるのするのはたやすくない。美波もその壁について「そうなの。今までのお芝居では感情や勢いでやっていたものを、イチ一から、、考え方から変えないと向き合うことすらできなかった。アプローチが全然違う。もう、言葉、言葉、言葉なの」と、『サド侯爵夫人』という名の“挑戦状”に思わず頭苦悩を抱えてみせ告白る。
とその一方で同時に、言葉の持つ魅力にすっかりハマリ、女優魂を燃やす美波もいる。「それでも芝居でここまで、言葉の楽しさや芸術性を感じたことはないかも。すごいすごく難しいけど、楽しい。今まで言葉って、おろそかにしていたこともあったから。この作品は、私にとって大きいと思う」と、言葉の持つ魅力にすっかり取り憑かれた様子自然と力を込める。
最近は共演者の芝居を観察しては、発声法や演技にかける姿勢を真似て勉強する日々だという美波はいい、つぶやくように「自分に足りないものは客観性だと思ってる」と語った吐露。「いろいろな演出家さんに、いつも同じことを言われていて、それは癖だなって。嫌だなと思ってた」と今これまでの葛藤を振り返り、萬斎が主眼を置くテーマの「言葉の緊縛」に向き合い、聞き手をストーリーに誘うことで、癖のヒントが掴めるかもしれないと真剣だ脱却と進化を図る。
優雅な会話の応酬が特徴の今回の三島作品。「演劇でこんなに芸術性の高い作品に携われることは貴重な体験」と声を弾ませる期待を寄せる美波が、既存の「女優・美波」という縛りを解く日もそう遠くないかもしれない。
三島さん独特の修辞が散りばめられ、1965年の初演では、その衝撃的な内容から“事件”とされた『サド侯爵夫人』。猟奇的なスキャンダルがつきまとうサド侯爵をめぐって交錯し、衝突する6人の女性を、蒼井、美波、神野三鈴、町田マリー、麻実れい、白石加代子が演じる。女性6人6様の価値観が映し出されるなか、美波は、蒼井演じるサド侯爵夫人・ルネの妹・アンヌ役を務める。
萬斎がキーにする活字上で「言葉による緊縛」と表すのは簡単だが、を演者がそれを体現し、観る人に届けるのするのはたやすくない。美波もその壁について「そうなの。今までのお芝居では感情や勢いでやっていたものを、イチ一から、、考え方から変えないと向き合うことすらできなかった。アプローチが全然違う。もう、言葉、言葉、言葉なの」と、『サド侯爵夫人』という名の“挑戦状”に思わず頭苦悩を抱えてみせ告白る。
とその一方で同時に、言葉の持つ魅力にすっかりハマリ、女優魂を燃やす美波もいる。「それでも芝居でここまで、言葉の楽しさや芸術性を感じたことはないかも。すごいすごく難しいけど、楽しい。今まで言葉って、おろそかにしていたこともあったから。この作品は、私にとって大きいと思う」と、言葉の持つ魅力にすっかり取り憑かれた様子自然と力を込める。
最近は共演者の芝居を観察しては、発声法や演技にかける姿勢を真似て勉強する日々だという美波はいい、つぶやくように「自分に足りないものは客観性だと思ってる」と語った吐露。「いろいろな演出家さんに、いつも同じことを言われていて、それは癖だなって。嫌だなと思ってた」と今これまでの葛藤を振り返り、萬斎が主眼を置くテーマの「言葉の緊縛」に向き合い、聞き手をストーリーに誘うことで、癖のヒントが掴めるかもしれないと真剣だ脱却と進化を図る。
優雅な会話の応酬が特徴の今回の三島作品。「演劇でこんなに芸術性の高い作品に携われることは貴重な体験」と声を弾ませる期待を寄せる美波が、既存の「女優・美波」という縛りを解く日もそう遠くないかもしれない。
2012/03/04