新人女優の三根梓(みね あずさ)が、映画『時をかける少女』で話題になった谷口正晃監督が手がける青春恋愛ミステリー『シグナル〜月曜日のルカ〜』で映画初出演にして初主演することが30日、わかった。共演は、日本映画界注目の若手俳優・西島隆弘と高良健吾。ある事件をきっかけにトラウマを抱えてしまうヒロインを演じた三根は「感情を抑える役柄だったので、心の変化を表現するのが難しかったです。監督をはじめ共演者、スタッフの皆さんに支えていただいて最後まで演じきることができました」とコメントしている。
作家・関口尚氏の小説『シグナル』を原作とする同作は、ノスタルジックな雰囲気漂う映画館を舞台に、とある事件から心を閉ざしてしまった女性が、一人の男性の一途なやさしさによって過去を乗り越える様を切なく描いた感動の青春恋愛ミステリー。三根は、演技初挑戦ながら、感情を言葉や表情に出さない難しい役どころを瑞々しく演じている。谷口監督は「三根さんの持つ強い眼差しこそが、この映画には不可欠のものでした。発声の稽古などいちからのスタートで厳しいことも言いましたが、撮影の終盤、いつしか顔つきがたくましくなった彼女を現場で見たとき『女優が生まれたんだ』と思いました」と語っている。
三根は、今の自身と役柄を重ね合わせて「演技に挑戦する自分と、過去を乗り越えようとするヒロインの共通点は、『一歩でも前に踏み出す』という気持ちだと思いました」。谷口監督からの演技指導を受け、西島とはシーンごとに話し合いをして役を作り上げていった。また、同じ九州出身の高良からは、芝居以外のことでもいろいろなアドバイスを受けており、まさに周囲に支えられながら重責を果たした。
人気パフォーマンスグループ・AAAのメンバーとしても活躍し、大河ドラマ『平清盛』で清盛の弟・頼盛役を演じるなど注目を集める西島は、次第にヒロインに惹かれていく心優しい青年を演じる。今回演じた役について西島は「勇気をだした時の人間は、熱いし温かいです」。さらに三根については「ピュアで熱く温かい方。スクリーンから温度を感じていただけたら嬉しいです」とコメントした。
また、今や日本映画界を牽引する若手俳優のひとりである高良は、ヒロインの過去を知る謎の男を演じる。そのほか、ヒロインの祖父役を宇津井健、ヒロインの親代わりとなる映画館支配人役を井上順が演じる。
撮影は昨年8月に、新潟県上越市に現存する約100年前から営業を続ける映画館「世界館」のほか、長野県など関東近郊にて全編ロケで行われた。2012年6月9日より全国公開される。
作家・関口尚氏の小説『シグナル』を原作とする同作は、ノスタルジックな雰囲気漂う映画館を舞台に、とある事件から心を閉ざしてしまった女性が、一人の男性の一途なやさしさによって過去を乗り越える様を切なく描いた感動の青春恋愛ミステリー。三根は、演技初挑戦ながら、感情を言葉や表情に出さない難しい役どころを瑞々しく演じている。谷口監督は「三根さんの持つ強い眼差しこそが、この映画には不可欠のものでした。発声の稽古などいちからのスタートで厳しいことも言いましたが、撮影の終盤、いつしか顔つきがたくましくなった彼女を現場で見たとき『女優が生まれたんだ』と思いました」と語っている。
三根は、今の自身と役柄を重ね合わせて「演技に挑戦する自分と、過去を乗り越えようとするヒロインの共通点は、『一歩でも前に踏み出す』という気持ちだと思いました」。谷口監督からの演技指導を受け、西島とはシーンごとに話し合いをして役を作り上げていった。また、同じ九州出身の高良からは、芝居以外のことでもいろいろなアドバイスを受けており、まさに周囲に支えられながら重責を果たした。
人気パフォーマンスグループ・AAAのメンバーとしても活躍し、大河ドラマ『平清盛』で清盛の弟・頼盛役を演じるなど注目を集める西島は、次第にヒロインに惹かれていく心優しい青年を演じる。今回演じた役について西島は「勇気をだした時の人間は、熱いし温かいです」。さらに三根については「ピュアで熱く温かい方。スクリーンから温度を感じていただけたら嬉しいです」とコメントした。
また、今や日本映画界を牽引する若手俳優のひとりである高良は、ヒロインの過去を知る謎の男を演じる。そのほか、ヒロインの祖父役を宇津井健、ヒロインの親代わりとなる映画館支配人役を井上順が演じる。
撮影は昨年8月に、新潟県上越市に現存する約100年前から営業を続ける映画館「世界館」のほか、長野県など関東近郊にて全編ロケで行われた。2012年6月9日より全国公開される。
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2012/01/30