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藤原竜也がNHKスペシャルに登場 “人間らしさ”の秘密に「興奮」

俳優の藤原竜也がプレゼンターを務める『NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか』(毎週日曜 後9:00〜 NHK総合)が22日より全4回のシリーズで放送される。“人間らしさ”の起源を20万年という人類史の中に探るシリーズ。藤原はシリーズ全体を通して、演出家・長塚圭史氏の脚本・演出による“思考の箱”という仮想空間で、人間とは何かと自問自答する男を演じながら、視聴者に番組内容の理解を促す役割を担う。

 藤原は「そんな大それたテーマをどうやって描くのかと、正直最初は不安もあったのですが、ドキュメンタリー部分のVTRを見せてもらい、『これは面白い!』と興奮しました。まったく難しい話なんかじゃない。僕自身ももちろん持っている、人類共通の“人間らしさ”を教えてくれる内容でした。ああ自分のこういう部分は、こんな歴史的な理由で生まれたのかという発見があったり、逆に人間って結局どんな生きものなんだろうという疑問が生まれ、もっと知りたいという気持ちになったり」と見どころを語った。

 長塚氏が描きだす独自の世界“思考の箱”について、藤原は「真っ白なキューブ(箱)で、僕が演じるある男の頭の中(妄想?)を表しています。いろいろなキャラクターを持つ別の人間が突然現れたり、正方形だったキューブが勝手に長細くなったり、別の空間へつながったり…。美術スタッフさんはすごく大変だったと思いますが(笑)」と説明。ドキュメンタリーの迫力に負けないエンターテインメントの部分でも「きっとあまり見たことのない不思議な映像をお楽しみいただけるんじゃないでしょうか」とアピールした。

『NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか』のプレゼンターを務める藤原竜也(C)NHK

『NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか』のプレゼンターを務める藤原竜也(C)NHK

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 第1集「旅はアフリカからはじまった」(1月22日)は、人類史を塗り替える発見が相次いでいるアフリカが舞台。南アフリカで発見された人類最古の装身具などから、「ともに生きる」という人間集団の基本が確立された過程をたどる。

 第2集「グレートジャーニーの果てに」(1月29日)では、世界へ広がりはじめた人類が、道具を生み出す能力を飛躍的に向上させ、その中で飛び道具(投擲具)が生まれた必然に迫り、果てしのない暴力の連鎖という現代にまで続く宿命を追う。

 第3集「農耕革命 〜未来を願う心〜(仮)」(2月19日)では、「平和を願う心が農耕を発展させた」とする最新仮説に基づき、大洪水の頻発する激動の世界のなかで進んだ農耕革命の知られざるドラマを描く。

 第4集「そしてお金が生まれた 〜都市が生んだ欲望のゆくえ〜(仮)」(2月26日)では、貨幣システムの誕生と変遷をたどり、私たちの目指すべき未来を探る。

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