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向井理、周囲からのイメージは「1人歩きしていくもの」

 2011年は映画、テレビ、舞台と大活躍だった俳優・向井理。2012年も現在放送中のドラマ『ハングリー!』(関西テレビ・フジテレビ系)で華々しくスタートを切った彼に、ORICON STYLEではインタビューを敢行。今年の展望はもちろん、人気俳優ゆえに誤差が生じる自身の内面と周囲からのパブリックイメージについて真摯な想いを明かしてくれた。

自身の想いを真摯に語る向井理

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 昨年を振り返り向井は、2月に行われた舞台『ザ・シェイプ・オブ・シングス〜モノノカタチ〜』への出演が自身にとって大きかったと語る。「形は違えど、さまざまな現場に還元されますね。ドラマの場合は現場の空気感を作ることも大事ですけど、それ以上に瞬発力が重要なので、そこは舞台の経験が生かされています」。舞台経験を積んだ事で、逆に“テレビサイズ”で如何に魅せていくのかという面でも考えさせられたようだ。「その通りです。芝居の仕方も変わってくるので。ただ、いろいろな役柄をやらせてもらうと、切り替えが難しいというより、自分の引き出しが増えているので安心できる感覚になりますね」と笑う。

 主演を務める『ハングリー!』では、元ロックバンドの青年がフレンチシェフとして成り上がって行く様を爽快に描く。2006年にデビューし、今や若手を代表する俳優にまで成長した向井。デビュー当初と比べ、その“ハングリー精神”に変化は生じてきたのだろうか? 「(ハングリーさが)なかったら出来ないですね。満足したら俳優を辞めると思います。ひとつひとつの作品で納得するまでやりますけど、それでも振り返れば『まだ出来たんじゃないかな…』といつも思いますし」と語り、常に自問自答している様が伺える。

 決して現状に満足しない向井には、常に“乾いた”イメージがある。「どうなんでしょうね。自分ではあまり意識はしていないですけど……ただ、もっとこうなればとか、自分に対する不満は常にあるかもしれない(笑)。でも、頑張るだけじゃ報われないときもありますよね。常に結果として跳ね返ってくるので、その結果が出なければ仕事が出来なくなる可能性もありますから」。

 向井といえば、知的でクールな印象がまずは頭をよぎるが、最近はバラエティ番組などに出演した際のワイルドな印象もまた意外な一面として定着しつつある。だが、そんなパブリックイメージについて向井は「パブリックイメージと素の自分が合致している人の方が少ないですよね(笑)。結局、パブリックイメージというものは1人歩きしていくものなので」と自身の見解を語る。さらに、「(バラエティ番組についても)テレビカメラが回っている中での向井理なので、素の僕ではないですよね。幻滅したり、ガッカリしたと感じる人もいるかもしれない。でも、その人から見た向井理なので、そうじゃないんですって言い訳をするつもりもないです」。

 自分に言い訳をしないという意味でも、彼の男らしさという面が伺えるコメント。「ただ、カワイイとか言われるのはちょっと抵抗が。僕もそこそこな年なので(笑)」と屈託の無い笑顔を覗かせる向井。そんな2面性こそ彼が支持される最大の要因だといえる。

 
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