先月21日に喉頭がんで亡くなった落語家・立川談志さん(享年75)の長女・松岡弓子さんが21日、談志さんの闘病生活をつづった著書『ザッツ・ア・プレンディー』(亜紀書房刊)の出版記念会見を都内で行った。弓子さんは「生前、父は本を書け、思ったことを書けばいいと言っていた。病気のことなので楽しい話はないけど、立派な本になって、父も喜んでくれていると思う」と感無量の様子。1ヶ月が過ぎた命日での発表に「夢にも思ってなかった」としみじみ語った。
今年3月の立川流一門会を最後に闘病生活に入った談志さんの様子を、弓子さんが3月11日から1日も欠かさず書き続けた258日の記録を書籍化。タイトルには、談志さんが好きだったディキシーランドジャズの曲名が付けられた。
日記を付ける習慣があったという談志さんの代わりに書き始めたという弓子さんは「私の気持ちや家族の気持ちをつづらせてもらいました。亡くなった日は筆が進みませんでしたが、在宅中は介護しながら書き、入院中もベッドの横で書いたり。いろんなことがあって、ネタには困りませんでした」と目を細めた。
なお、会見後には談志さんの『お別れの会』が営まれる。弓子さんは「(同著を)読んで涙が出る。まだ思い出になるほど時間が経ってないので。すごい大きな人だったと改めて感じる」と父の偉大さを称えていた。
今年3月の立川流一門会を最後に闘病生活に入った談志さんの様子を、弓子さんが3月11日から1日も欠かさず書き続けた258日の記録を書籍化。タイトルには、談志さんが好きだったディキシーランドジャズの曲名が付けられた。
日記を付ける習慣があったという談志さんの代わりに書き始めたという弓子さんは「私の気持ちや家族の気持ちをつづらせてもらいました。亡くなった日は筆が進みませんでしたが、在宅中は介護しながら書き、入院中もベッドの横で書いたり。いろんなことがあって、ネタには困りませんでした」と目を細めた。
なお、会見後には談志さんの『お別れの会』が営まれる。弓子さんは「(同著を)読んで涙が出る。まだ思い出になるほど時間が経ってないので。すごい大きな人だったと改めて感じる」と父の偉大さを称えていた。
2011/12/21