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岡田将生、2年半ぶり連ドラ主演で女性に翻弄される“ピュア”な医師役

 俳優の岡田将生が、来年1月スタートの新連続ドラマ『聖なる怪物たち』(毎週木曜 後9:00 テレビ朝日系)で、09年8月に放送された夏帆とのW主演ドラマ『オトメン(乙男)〜夏&秋〜』(フジテレビ系)以来、約2年半ぶりに連ドラ主演を務めることが27日、わかった。これまで映画、テレビを通じて数々の個性的な役柄を演じてきた岡田が今作で演じるのは、医者としての強い使命感と正義感を持つ一方で、さまざまな女たちの罠にかけられていくというピュアな新人外科医。中谷美紀加藤あい鈴木杏大政絢といった豪華女優陣に翻弄される岡田は「とてもドキドキしています」と、早くも緊張感をにじませている。

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 同ドラマは、今年5月に発刊されたばかりの作家・河原れん氏の同名長編ミステリーが原作。ある雨の晩、当直の外科医だった司馬健吾(岡田将生)が、専門外ながら“飛び込み出産”でやってきた妊婦の帝王切開手術に挑み、無事男の子を取り上げる。しかしその直後に妊婦が急死し、残された身元不明の新生児が後に大財閥跡取りの小さな命であると分かる。病院を舞台に、若手医師と女たちが、色と欲望が渦巻くスキャンダラスな医療サスペンスへを展開する。

 同ドラマに登場するのは、医師、看護師、教育者など、いわゆる“聖職者”たちばかり。そんな彼らが大切な人、もの、自らの立場を守るため、それぞれに少しずつ嘘を積み重ね、道を踏み外していくなかで、若き外科医が思わぬ罠にはまりながらも自分の良心と向き合い、“聖職者”たちの仮面をはぎとっていく。金と欲望のスキャンダルを赤裸々に描きながらも、同時に「医師不足」、「病院の財政難」など医療現場の過酷な現実をも伝えていく重厚感のあるストーリーは見ごたえ十分だ。

 岡田が演じるのは、大学病院から経営難に苦しむ大久保記念病院への異動を命じられてしまう一年目の新人外科医・司馬健吾。正義感に燃え仕事熱心なため、敏腕看護師長と出会うことで医師として成長していく。一方で純粋さゆえに女たちの罠にはめられていくという役柄に、岡田は「個性豊かな共演者の方々との掛け合いもとても楽しみです」と期待を込める。

 健吾を陥れる女たちに、絶対の信頼を寄せる優秀で冷静な看護師長・春日井優佳役として中谷美紀。大切な妹のため、恐ろしい計画を企てるという役柄を演じる中谷は「岡田君演じる志高き医師を、看護師長の立場から意のままに操る日々を今から楽しみにしています」と妖しく微笑む。また姉である春日井に愛され、巨大学園グループ経営者の妻でもある日向圭子を加藤あい、圭子に憧れる幼稚園教諭を鈴木杏、健吾の恋人を大政絢が演じる。

 そのほか巨大学園グループ経営者に長谷川博己、健吾の先輩医師に勝村政信、健吾の父に平田満、健吾が務める病院の院長に小日向文世、事情通の入院患者に渡辺いっけいと、ベテラン俳優陣が緊迫した心理戦をさらに複雑なものにしていく。“聖職者”の仮面をつけた人間たちの思惑、愛のために道を踏みはずしていく女たちに翻弄されながらも、自らの信念を強く持ち、次第に恐ろしい真実を暴き出していくという難役に体当たりで臨む岡田。映画、テレビに引っ張りだこのの若手実力派が、今作で更なる演技の幅を見せつけることになりそうだ。

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  • 岡田将生
  • 中谷美紀
  • 加藤あい
  • 来年1月スタートの新連続ドラマ『聖なる怪物たち』(テレビ朝日系)に出演する長谷川博己

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