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宮沢りえ、蜷川作品初参加に女優魂燃やす

 女優の宮沢りえが19日、都内で行われた蜷川幸雄演出の主演舞台『下谷万年町物語』の製作発表会見に共演の藤原竜也西島隆弘AAA)らと出席した。蜷川作品初参加となる宮沢は「今世に生きる人間として一度は蜷川さんと演技したいという思いが沸々と膨れ上がっていた時。この戯曲を他の女優さんがやってるのは悔しいと思った」と女優魂を燃やし「(蜷川から)灰皿が飛んでくるとか聞く。なんなら、灰皿飛んで来いと思いながら臨みたい」と意気込んだ。

舞台『下谷万年町物語』製作発表会見に出席した宮沢りえ (C)ORICON DD inc.

舞台『下谷万年町物語』製作発表会見に出席した宮沢りえ (C)ORICON DD inc.

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 1981年に作・唐十郎&演出・蜷川で上演され、今回31年ぶりに両者のタッグで復活する同舞台。蜷川は「何度か再演しようと思っていて、夢のキャストが揃いました。傑作は間違いない」と鼻息荒く語り、「この年になっても、まだ新しい出会いがあって驚くことがあるので、また出会いたい」と期待を込めた。

 念願の蜷川作品出演に宮沢は「夢のよう。楽しみと恐さが襲いかかってくるけど、心強いキャストと刺激のあるけいこを重ねたい」と抱負を語り、同じく初参加の西島も「進化したいと思ってた時期なので、本気で頑張る」と気合十分。蜷川作品常連の藤原は「蜷川さんとは1年ぶり。唐さんとは12年ぶり。気合入れ直さないと、と思ってた時期にいいタイミングでめぐり合えた」と気を引き締めていた。

 また宮沢と西島が「灰皿が飛んでくる」「靴が飛んでくる」といわれる蜷川のゲキに対して身構えるなか、藤原は「最近ではイスも飛んできて。殺されるんじゃないかと思ったこともある」と笑いを誘いつつ「今まで入ったことのない世界を体験してもらうけいこ場なので、いろいろ厳しいことを言われながら発見してほしい」とアドバイスを送っていた。

 東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンのリニューアル・オープン公演作となる『下谷万年町物語』は来年1月6日(金)から2月12日(日)まで上演。

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  • 舞台『下谷万年町物語』製作発表会見に出席した宮沢りえ (C)ORICON DD inc.
  • 舞台『下谷万年町物語』製作発表会見の様子(左から蜷川幸雄、唐十郎、宮沢りえ、藤原竜也、西島隆弘) (C)ORICON DD inc.
  • 唐十郎 (C)ORICON DD inc.
  • 蜷川幸雄 (C)ORICON DD inc.
  • 藤原竜也 (C)ORICON DD inc.
  • 西島隆弘 (C)ORICON DD inc.

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