映画『源氏物語 千年の謎』のワールドプレミアイベントが2日、京都・平安神宮で行われ、光源氏役の生田斗真、紫式部役の中谷美紀が制作費3000万円の牛車に乗って登場した。生田は「乗り心地は…正直あまり良くありませんでした(笑)。ただ、乗っているときは身が引き締まる思いでした」。牛車に初めて乗った中谷は「外から牛車の中は見えませんが中からは良く見えるんです。人の秘密を覗き見るような不思議な気持ちがありましたね。稀代の貴公子、光源氏と二人きりで乗っているかと思うと、ドキドキしました」と楽しんだ様子だった。
この日は国の重要文化財にもなっている應天門(おうてんもん)を特別にライトアップ。平安貴族さながらに牛車から降り立った二人は本殿へ進み、映画のヒットを祈願した。平安神宮は1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して創建され、遷都を行った第50代桓武天皇を祀る神社として創祀。初詣の人気スポットとしても知られているが、映画のプレミアイベントを行ったのは、今回が初めてという。
その後、中谷と生田は鶴橋康夫監督と3人で、京都市内の映画館TOHOシネマズ二条、MOVIX京都、T・ジョイ京都の3ヶ所を回り、舞台あいさつを行った。生田は「京都には撮影中も長く滞在したので『ただいま』という気持ちで今日を迎えています」と心境を語り、「日本が誇るべき『源氏物語』を京都から世界に発信することができて嬉しいです。世界中の人に観てもらい、日本の美しさを再確認してもらいたいです」と“世界”を意識したコメントで観客を沸かせた。
中谷も「こんな時勢だからこそ特に、皆さん愛国心の高まっている時期かとも思います。日本が誇る『源氏物語』という作品をこうして届けることができて嬉しく思います。この作品を観て、日本に生まれて心からよかったと心から思えました」と話していた。
紫式部が創出したと言われる『源氏物語』が誕生してから千年。映画は「どうして、この物語が生まれたのか」というミステリー要素を加えて“日本が生んだ偉大なる恋愛小説”の世界を絢爛豪華に描き出す。12月10日(土)より全国公開。
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この日は国の重要文化財にもなっている應天門(おうてんもん)を特別にライトアップ。平安貴族さながらに牛車から降り立った二人は本殿へ進み、映画のヒットを祈願した。平安神宮は1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して創建され、遷都を行った第50代桓武天皇を祀る神社として創祀。初詣の人気スポットとしても知られているが、映画のプレミアイベントを行ったのは、今回が初めてという。
その後、中谷と生田は鶴橋康夫監督と3人で、京都市内の映画館TOHOシネマズ二条、MOVIX京都、T・ジョイ京都の3ヶ所を回り、舞台あいさつを行った。生田は「京都には撮影中も長く滞在したので『ただいま』という気持ちで今日を迎えています」と心境を語り、「日本が誇るべき『源氏物語』を京都から世界に発信することができて嬉しいです。世界中の人に観てもらい、日本の美しさを再確認してもらいたいです」と“世界”を意識したコメントで観客を沸かせた。
中谷も「こんな時勢だからこそ特に、皆さん愛国心の高まっている時期かとも思います。日本が誇る『源氏物語』という作品をこうして届けることができて嬉しく思います。この作品を観て、日本に生まれて心からよかったと心から思えました」と話していた。
紫式部が創出したと言われる『源氏物語』が誕生してから千年。映画は「どうして、この物語が生まれたのか」というミステリー要素を加えて“日本が生んだ偉大なる恋愛小説”の世界を絢爛豪華に描き出す。12月10日(土)より全国公開。
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2011/11/03