SPEEDの上原多香子(28)が初主演した映画『恋谷橋』(12日公開)完成披露試写会が1日、都内であり、上原らキャストが舞台あいさつを行った。夢を追い続けることに悩む主人公・島田朋子を演じた上原は「年齢も私に近くて、夢のために故郷から上京するところとか、私の人生と重ねながら演じることができました」。3年振りの映画出演で、念願の初主演作品ということもあり「撮影から1年。この日を迎えられて、本当に嬉しいです」と感慨深げだった。
過去の繁栄の面影もむなしくさびれてしまった鳥取県の温泉街を舞台に、デザイナーの夢破れ故郷に戻ってきた島田やその周りの友人たちが、それぞれに力と知恵を出し合い奇跡の復興を成功させていくヒューマンストーリー。撮影を通し、上原は「若い頃は故郷を想うことが照れくさかったりしたけど、今は愛が増してきて、1日でも時間があれば帰っています」といい、「自分にとって何もかもリセットできる場所です」と笑顔で語った。
鳥取・三朝温泉でのロケを振り返った水上剣星は「素晴らしい町で皆さんがとても温かかった。その良さを観てくれた人たちに知ってもらえれば」とアピール。小倉一郎も「故郷の良さを再認識できる作品になっている」と手応えをにじませ、10年ぶりにメガホンをとった後藤幸一監督も「3.11以降、意に反して故郷を奪われた方々が多くいる中で、人間にとって故郷がいかに大切か。そんなことを描いたつもりです」と力を込めていた。
過去の繁栄の面影もむなしくさびれてしまった鳥取県の温泉街を舞台に、デザイナーの夢破れ故郷に戻ってきた島田やその周りの友人たちが、それぞれに力と知恵を出し合い奇跡の復興を成功させていくヒューマンストーリー。撮影を通し、上原は「若い頃は故郷を想うことが照れくさかったりしたけど、今は愛が増してきて、1日でも時間があれば帰っています」といい、「自分にとって何もかもリセットできる場所です」と笑顔で語った。
鳥取・三朝温泉でのロケを振り返った水上剣星は「素晴らしい町で皆さんがとても温かかった。その良さを観てくれた人たちに知ってもらえれば」とアピール。小倉一郎も「故郷の良さを再認識できる作品になっている」と手応えをにじませ、10年ぶりにメガホンをとった後藤幸一監督も「3.11以降、意に反して故郷を奪われた方々が多くいる中で、人間にとって故郷がいかに大切か。そんなことを描いたつもりです」と力を込めていた。
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2011/11/01