世界を震撼させた米アップル創業者、スティーブ・ジョブズ氏の突然の訃報から早1ヶ月が経とうとしているが、メディアで取り上げられる彼の功績に、改めて畏敬の念を抱く人も多いことだろう。いざ世界から日本に目を向けると、本国にも世界に誇る敏腕経営者が数多く存在する。そこで今回の社会人向けコラムORICON STYLE『働きビト』では、“ビジネス史を代表する天才経営者だと思う日本人”をテーマに調査を実施。1位には、パナソニック電工(旧・松下電器)を創業し、一代で世界的企業へと成長させた逸材【松下幸之助】氏が選ばれた。没後20年以上経つが「人生や経営のイロハからは学ぶ事がたくさん」(広島県/30代/女性)との声が多く、激動する昨今の経営情勢にも彼の“イズム”は息づいているようだ。 幾度も経営難に巻き込まれながら、独自の発想力と先見の明で先陣を切り、困窮時代を経て一代で世界に名を馳せる大会社を築き上げた松下氏。人並み外れた経営センスはもちろんだが、「社員やその家族を大切にしながら、会社を成長させたのが素晴らしい」(北海道/20代/男性)、「使い勝手を徹底するなど心遣いある経営をされていたので。常に謙虚で人としてもすごい方だなぁと思います」(三重県/30代/女性)というように、彼が今なお敬われている理由はその理念や生き方にも隠されているようだ。晩年は、私財で松下政経塾を設立し、多くの経営者や政治家の育成にも注力。そんな大往生の94年の生涯に対し「日本の誇り」(東京都/20代/女性)と称えるコメントが相次いでいる。
2011/10/28