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小林聡美、加瀬亮とだったら「夫婦漫才できる」

 映画『東京オアシス』(10月22日公開)の完成披露試写会が17日、都内であり、出演の小林聡美加瀬亮黒木華原田知世が舞台あいさつを行った。小林と加瀬は同作で4度目の共演。加瀬が「改めて思ったのは、どんな時も前を向く人。すごい先輩だな」とニヤリとすれば、小林も「夫婦漫才ができそう。現場で物言いが多くて、やりづらい俳優さんなんですけど、そういう人がいると現場がしまる」とあけすけに語り、息の合ったところをみせた。

(左から)小林聡美、加瀬亮 (C)ORICON DD inc.

(左から)小林聡美、加瀬亮 (C)ORICON DD inc.

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 一方、小林と原田は意外にも今回が初共演。小林は1982年公開の『転校生』、原田は翌83年公開の『時をかける少女』と大林宣彦監督の作品でそれぞれ主演し、一躍注目される存在となった二人だが「違うところでずっと頑張ってきた」。小林が「原田さんとは同じ頃にデビューしたはずだが、“時をかけて”いた頃と変わらず、小鳥のように可憐」と初共演の感想を語ると、原田も「初めてとは思えなかった。1日しかご一緒していないのに、濃密な時間を過ごせた」と満足げだった。

 同作が映画初出演作の黒木は、緊張のあまり自己紹介にとまどうほどの初々しさ。それでも、小林との初共演の感想には「小林さんはとても素敵な方でした。映画は初めてで、わからないことがたくさんあって困ってしまったり、あがり症なので緊張していたところで、小林さんがたくさん話しかけてくれて。一緒にいて落ち着く、安心してお芝居することができました」としっかり答えていた。

 同作は、『かもめ食堂』のヘルシンキ(フィンランド)に始まる人と場所との関係を見つめる映画プロジェクトの最新作。今作の舞台は東京。東京のどこかから、何かから逃げてきた女優のトウコ(小林)が、小さな出会いがもたらす心うるおう時間を通して、曇って見えていた日常の風景に明るさを取り戻すまでを描く。トウコとそれぞれの時間を過ごし、交わるのは、レタスを運ぶ男・ナガノ(加瀬)、以前、脚本家として活躍し、今は映画館で働くキクチ(原田)、アルバイトの面接で動物園を訪れていた美術大学を目指す浪人生ヤスコ(黒木)。劇中で4人がそろう場面はなく、この舞台あいさつが貴重な4ショットの場となった。

関連写真

  • (左から)小林聡美、加瀬亮 (C)ORICON DD inc.
  • 小林に「どんな時も前を向く人。すごい先輩だな」と明かした加瀬 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『東京オアシス』の完成披露試写会で舞台あいさつした小林聡美 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『東京オアシス』の完成披露試写会で舞台あいさつした黒木華 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『東京オアシス』の完成披露試写会で舞台あいさつした原田知世 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『東京オアシス』の完成披露試写会で舞台あいさつした(左から)黒木華、原田知世、小林聡美、加瀬亮 (C)ORICON DD inc.

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