お笑いコンビ・キャイ〜ンのウド鈴木(41)が、映画『一遍上人』(秋原正俊監督、2012年5月公開)に主演することになり11日、都内で撮影の合間に会見した。初主演作に笑いが止まらないウドは「一遍上人との共通点は旅好きなところだけ。素晴らしい人物になりたいと思います」と意気込みを語った。相方の天野ひろゆきも「小躍りして喜んでくれている」そうで、「天野君には迷惑しかかけていない。ネタ作り、借金、人生相談、すべて天野君にお願いしている。思えば僕にとっての一遍上人のような存在だったんですね〜」と語った。
一遍上人は鎌倉時代の人物で、「時宗」という仏教宗派の開祖として知られている。念仏を唱えて全国をめぐって布教した。映画は一遍上人が生涯を描いた絵巻『一遍上人絵伝』(国宝)を原作に、一遍上人が熊野権現との出会いから京都釈迦堂での踊念仏の成功までの過程を描く。秋原監督は「宗教映画でもなければ、コメディ映画でもない」としており、布教の旅を通して各地域の人びとたちと暖かい交流を重ねていくロードムービーになる予定。9日にクランクインし、今後は静岡、長野、栃木、愛媛などゆかりの地でロケを行い、12月上旬に撮了予定。
秋原監督は、自身の監督作品『ルパンの奇巌城』にウドが出演した際、「お芝居に真面目に取り組んでいた姿が印象深かった」といい、今作でウドを主演に抜てきした理由について「一遍上人の映画を撮るにあたり、全国で功徳を施した人物を演じるには旅好きな人がよかったので、ウドさんは適任だと思った」と語っている。
撮影はまだ始まったばかりだが、ウドは初主演のプレッシャーもなく、さっそく台本と携帯電話の入った袋を前の現場に置き忘れてしまうなど、相変わらずのマイペースぶり。一遍上人の妻・超一役で共演する宮下今日子は「ウドさんについて行きます」、娘・超二役の橘美緒も「ウドさんは優しくて、現場に入るのが楽しみ。最後まで頑張ります」と共演者も心得ているようだ。また、身の回りの世話をする念仏坊役で打楽器奏者のスティーブエトウが出演、音楽監督も兼務する。
一遍上人は鎌倉時代の人物で、「時宗」という仏教宗派の開祖として知られている。念仏を唱えて全国をめぐって布教した。映画は一遍上人が生涯を描いた絵巻『一遍上人絵伝』(国宝)を原作に、一遍上人が熊野権現との出会いから京都釈迦堂での踊念仏の成功までの過程を描く。秋原監督は「宗教映画でもなければ、コメディ映画でもない」としており、布教の旅を通して各地域の人びとたちと暖かい交流を重ねていくロードムービーになる予定。9日にクランクインし、今後は静岡、長野、栃木、愛媛などゆかりの地でロケを行い、12月上旬に撮了予定。
秋原監督は、自身の監督作品『ルパンの奇巌城』にウドが出演した際、「お芝居に真面目に取り組んでいた姿が印象深かった」といい、今作でウドを主演に抜てきした理由について「一遍上人の映画を撮るにあたり、全国で功徳を施した人物を演じるには旅好きな人がよかったので、ウドさんは適任だと思った」と語っている。
撮影はまだ始まったばかりだが、ウドは初主演のプレッシャーもなく、さっそく台本と携帯電話の入った袋を前の現場に置き忘れてしまうなど、相変わらずのマイペースぶり。一遍上人の妻・超一役で共演する宮下今日子は「ウドさんについて行きます」、娘・超二役の橘美緒も「ウドさんは優しくて、現場に入るのが楽しみ。最後まで頑張ります」と共演者も心得ているようだ。また、身の回りの世話をする念仏坊役で打楽器奏者のスティーブエトウが出演、音楽監督も兼務する。
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2011/10/11