人気グループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、10月22日スタートの新ドラマ『妖怪人間ベム』（毎週土曜　後9：00〜　日本テレビ系）に出演する、ベム（亀梨）、ベラ（杏）、ベロ（鈴木福）の “妖怪人間”姿が20日、初公開となった。スタッフと細部に至るまで綿密に打ち合わせたという杏は「すばらしい衣装が出来上がった」と満足気だが、鈴木は「12月になったらちょうどいいと思うけど…。今はすごい暑いんです」と、子どもらしい本音をポロリ。そんな2人を見た亀梨は「杏さんはスタイルがいいなぁと思います。とにかくハマっていて、素敵。福君は、とにかく！可愛いですよ」と太鼓判を押した。

【写真】その他の写真を見る

　役衣装に身を包み、いよいよ撮影スタートを迎えた亀梨は「自分では非常にしっくりきていて、もうすでになじんでいます」と自信をみなぎらせる。また「原作を見て育った世代の人たち、またこのドラマで初めて出会う世代の人たち、色んな人たちにしっかりと受け入れてもらえるような強いメッセージを持った作品にしていきたい」と、力を込める。

　ベラを演じる杏は「最後にどういった結末が待ち受けているのか、私たちも楽しみにしながら頑張って演じていきたいと思います」と気合十分。一方、共演者から可愛いと大絶賛されながらも暑さに四苦八苦している鈴木だが、「（設定上は）長く生きているから、昔のギャグとかみんなを笑わせるシーンとかもあるので、面白いドラマにしたいです。（たとえば）『がび〜ん』とか…（笑）」と、頼もしいコメント。往年のギャグを盛り込んで（？）、新たな“ベロ”に挑む。

　1968年に放送されたアニメ『妖怪人間ベム』が初回放送から43年を経て実写で復活となった同作。醜い妖怪の姿をした3人が時に人間を守り、時にその容姿から理由もなく迫害され、それでも人間界のために悪と戦い続ける姿を描いた昭和史に残る名作。亀梨ら2011年版“妖怪人間”の始動に期待がかかるなか、今回はビジュアル公開に加え柄本明（特別出演）、堀ちえみ、石橋杏奈、あがた森魚といった個性派キャストも併せて発表された。

　また主題歌はKAT-TUNの「BIRTH」に決定。さらに初回放送前の今月22日から10月13日にかけて、同局の“ゴゴドラ”（毎週月曜〜木曜　後3：55〜）枠にて『アニメ妖怪人間ベム傑作編（全11話）』が放送される（※一部地域を除く）。