テレビ朝日の人気番組『アメトーーク！』など数々のヒットバラエティ番組を生み出してきた午後11時15分からの「ネオバラエティ」枠で、10月より新たに3番組が放送されることが11日、わかった。月曜日は爆笑問題がMCの『ストライクTV』、火曜日はSMAPの中居正広MCによる『白黒ジャッジバラエティー 中居正広の怪しい噂の集まる図書館』、水曜日はマツコ・デラックスと有吉弘行、夏目三久アナウンサーによる『マツコ＆有吉の怒り新党』が登場。中居は同局初のレギュラーバラエティ番組となり、「テレビ朝日のレギュラーは『サンデージャングル』以来10年ぶりで楽しみにしております」と喜んだ。

　『ストライクTV』は、深夜のランキングバラエティ番組『お願い！ランキング』の人気コーナー「ストライクミュージック」が番組化。同世代、または同じジャンルに興味を持つ3組のゲストが毎週登場し、それぞれ自分たちがハマった（＝ストライクな）モノについて熱くプレゼンしていく。レギュラー番組化にともない、これまでの音楽だけでなくグルメやアニメ、芸人などさまざまなテーマを扱う。太田光は「オイラは、直球ど真ん中ストレートのみで勝負してきた。だからこの番組はオイラにピッタリだ」と熱く意気込む。

　『白黒ジャッジバラエティー 中居正広の怪しい噂の集まる図書館』はこれまでに3回スペシャル番組として放送され、初放送の昨年12月27日には14.7％の平均視聴率を獲得。世間の都市伝説や噂の内容が“白（＝本当）”か“黒（＝嘘）”かをアドバイザーたちの意見を参考に中居自らジャッジし、真相を探っていく。毎回1組のゲストを迎え、「ゲストが知りたい噂や都市伝説ベスト○」といったランキング形式のメインコーナーも新たに登場する。

マツコが幹事長、有吉が政調会長、夏目アナが総裁秘書となって“怒り新党”なる新政党を立ち上げて今年4月に誕生し、毎週火曜日深夜1時21分より放送中の『マツコ＆有吉の怒り新党』はわずか半年で異例の“スピード出世”。視聴者から寄せられた「これって怒ってもいいですか？」という内容の投稿メールをもとに、ときに怒りまくり、ときに容赦ない毒舌で鋭く切り込んでいくトークバラエティ。新たに“喜び新党”、“悩み新党”、“悲しみ新党”などのテーマでのトークも展開する。 　

　マツコは「あんまり無茶せずに、ただ無茶もしないとこの番組ではなくなってしまいますので、頃合いをみながら頑張りたいと思っています」と独特のコメントで喜びを語る。有吉は「こういう時間になると思いませんでしたが、芸人にとってはゴールデンともいえる時間帯なので今まで以上に頑張ってやっていきたいです」とゆるい気合いをのぞかせた。

　異例のスピード出世でレギュラー枠を勝ち取った新たな3番組。現在、絶対的人気を集める木曜日の『アメトーーク！』を目指し、追随していく。