俳優の松山ケンイチと子役の芦田愛菜が2日、都内で行われた映画『うさぎドロップ』試写会に登壇した。紫の浴衣姿で登場した芦田に、松山は「似合ってる。美人。そこらへんの女優さんよりもセクシーで奥ゆかしくて…って何を言わせるんでしょう」とデレデレ。絶賛された芦田も「大好きな紫で、髪型もクールで好き」とお気に入りの様子だった。

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　松山お墨付きの浴衣姿の芦田が登場するや、会場からは「かわいい〜！」とため息交じりの歓声。松山は「最初、どう接していいのかわからなかったけど、愛菜ちゃんが元気にあいさつしてくれて、癒されて楽しくなった。ずっと愛菜ちゃんと遊んでましたね」と撮影を振り返り、芦田と目が合うたびに目尻を下げた。

　この日は芦田が松山とSABU監督に手紙のサプライズ。芦田が「たくさん遊んでくれたこと、忘れません。大切な思い出です。またお仕事一緒にしましょう」と読み上げると、松山は「打ち上げの時を思い出した。遊んでたけど、途中から愛菜ちゃんが寄って来なくなった。遠くで僕のことを見てて、『また会おうね』って言って泣いてたんです。それを見てジーンとしたのを思い出した」と回想。お返しに物語にも出てくるリンドウの花を芦田にプレゼントしていた。

　27歳の青年・ダイキチ（松山）が、亡くなった祖父の隠し子・りん（芦田）をうっかり引き取り、共同生活を始める映画『うさぎドロップ』は、8月20日（土）より公開。