旬な芸人が毎週登場し、その人となりを紹介する『よしもと☆スタイル』。今回は、ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり』の決勝を前に、ファイナリスト8人全員が登場。ベテランから若手まで幅広いメンツがそろった今大会。それぞれの思惑や誰にも負けない優勝への執着が赤裸々に語られる!
キャプテン渡辺
禁断の“ギャンブル”ネタで優勝狙う!?

芸暦13年目にして初のブレイクを掴んだキャプテン渡辺。前回大会でも準決勝まで進み、爆笑を取ったが“大人の事情”で敗退。今年は前回の教訓を活かすと思いきや、無類のギャンブル好きを反映させたギリギリの綱渡りネタを模索中だ!

キャプテン渡辺

── 初のR-1決勝ですが、現在の心境は?
【キャプテン渡辺】 そうなんですよ! 初の決勝!! 今、芸暦13年になるんですけど、今まで小さいチャンスも1回も無かったので、いきなりこんなデカイのが転がり込んできて。正直実感がないです。 ── 小さいチャンスもなかったはウソでしょ〜。
【渡辺】 無いです(キッパリ)。元々トリオを組んでいたんですけど、唯一の見せ場は『爆笑オンエアバトル』のオフエア(敗者のコメント)のときだけ(笑)。 ── 今回のR-1でやっと掴んだわけだ!
【渡辺】 そうなんです。正直、今回の決勝進出者の中で、僕が一番地の底にいると思う。35歳で、元芸人の家に住まわしてもらっているんですけど、3畳の部屋に僕が住んでいてシャワーも無い。お風呂水ためるのに2時間かかる。そんな35歳、人としてアカンでしょ! ──前回は準決勝止まりだったのに今回決勝に進出した要因は?
【渡辺】 そうですね。前回出たときは、パチンコのキャラクターに扮してパチンコあるあるをやったんですよ。で、自分で言うのもなんですけど、メチャクチャ受けたんです。多分行ったなって思っていたんですけど、スポンサーの事情で論外だと(笑)。 ── あぁ、大人の事情で(笑)。
【渡辺】 誰か1人くらい事務所の人間で「それ無理だよ」進言してくれる人間はいなかったのかと! みんな「行って来い、行って来い」っていう空気で。ディレクターさんにも「普通、誰か止めるよね」って言われましたもん(笑)。なので、幻のファイナリストって煽ってください! ── 因みに今回のネタは“大人の事情”はクリアしてるんでしょうね?
【渡辺】 はい! 今回はメチャクチャ気を使いましたから大丈夫です……まぁでも、ギリギリセーフという感じですけど。本番は生放送なんで、やったモン勝ちですね。今年もギリギリまで普通のネタやると見せかけて、いきなり海パン一丁でパチンコネタやって抹殺される流れもありますね。 ── なんでブレイクのチャンスを棒に振る(笑)。
【渡辺】 それは冗談ですけど、正直ネタはもちろん、いろんなモノ含めて、“つめ跡”だけは残しますよ。ネタがダメだったら司会の雨上がりさんとの絡みで噛み付いてでも。あとで怒られるかもしれませんが、それくらいの覚悟で。だって、トップバッターで負けた芸人なんて絶対印象に残らんでしょ。 ── そうですね。トップバッターの辛さがありますね。因みに優勝者には副賞として冠番組が持てるそうですね。
【渡辺】 マジですか!? 僕、昔から本当にやりたい番組があって。ギャンブル番組(笑)。芸人がポーカーやってるだけでも面白いと思うんですよ。 ── 相当なギャンブル狂ですね(笑)。でも、ギャンブルで作った借金を芸で返すって、昭和の芸人ぽいくていいですね。
【渡辺】 いや、そんな気はサラサラ無くて。競馬で勝って返したろと思っています(笑)。でも、結局普通にバイトで返したりしてね。しょーもない人生や! ── (笑)。因みに優勝したら賞金500万円の使い道は?
【渡辺】 うーん。物欲も余りないしな〜。あ、全自動卓を買います。僕の夢なんで!

山田與志(COWCOW)
“最後の大会”って決めてたんで、何か残して終わりたい!

お笑いコンビ・COWCOWのツッコミ担当である山田與志。08年から毎年決勝に進出し、今大会で実に4度目の挑戦となった。昨年はサバイバルステージを勝ち抜き見事決勝に駒を進めたが、トップバッターでの登場で苦渋を飲んだという。今大会を自身“最後の出場”と決めている山田は、“4度目の正直”として『R-1』に爪あとを残すことができるか?

山田與志(COWCOW)

── 決勝進出おめでとうございます。率直な感想を聞かせてください。
【COWCOW・山田與志】 とりあえず出ることが第1目標だったんで、あの場に立てるってのはホントよかったですね。3回連続で出たんですけども、去年はサバイバルステージから上がってのトップ出番で、自分の中では参加した感じはまったくなかった。サバイバルから上がったからってのもあるんでしょうけど、前説に呼ばれたんだみたいな(笑)。 ── では今回の出演順で1番手は引きたくなかった? 対戦形式がトーナメントに変わりましたが。
【山田】 絶対に嫌でしたね(笑)。でも今年の1番は例年の1番よりリスクは低いと思うんですよ。トーナメントは非常にいいですよ。僕のネタはそんなに豊富にはないんですけど、作った4分のネタを2時間のうちに最高3本見せられるっていう番組って、ゴールデンで今までないんです。そんななかで3本見せられるといことは、面白いネタを見せれば、時代が来るというか変わる。僕はないですけどね(笑)。そういうピンの人にはもってこいの大会になったんじゃないかと思いますね。 ── “4度目の正直”という意識はありますか?
【山田】 去年は出た感じじゃなかったんですけど、なんとか自分の中でもラストにしようと思ってるんですよ。今回ほんとに最後にしたいなと。最初から今回はもうどうなっても最後って決めてたんで、とりあえず出て何か残して終わりたいなっていうのはあったから頑張ります。なんとか納得いく結果を残したいですね。 ── ファイナリストで気になる相手は? また初戦の相手、キャプテン渡辺さんはどうでしょう?
【山田】 全員ですよ。ここに上がってくるって、一筋縄じゃいかないんですよ。できれば誰とも戦いたくないですけど(笑)キャプテン渡辺さんは僕もちろんネタも見てますし、すごいウケるやつなんですよ。相当ウケると思いますよ。喋り的なネタなので評価的にも高いと思うんですよね。芸人は自分のポリシーとかもちろんあるんで、喋りとかそういうネタでウケられるとやっぱ困るなっていう。 ── 今年もファイナリストに選ばれ、ご家族からは何か?
【山田】 嫁は、決勝戦に出るってなったらその間尊敬する期間に入るというか。やっぱり結果を残さないと認めてくれない。もちろんそうですよね、生活もかかってるんで。上が6歳で下が3歳になる子供にもバカにされるんで。『なんかアホなことばっかりやって仕事やってないじゃないか』みたいな感じで見てくるんですよね。優勝して、ちゃんと結果残したんだよっていうのは見せたいところですよね。気が抜けないです。

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