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高橋英樹、『リーガルV』で“硬派”から“キュート”へ ギャップを武器にイメージ刷新

木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』第4話(11月8日放送)京極雅彦(高橋英樹)が法廷デビュー。見た目の貫禄とポンコツぶりのギャップが話題(C)テレビ朝日

木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』第4話(11月8日放送)京極雅彦(高橋英樹)が法廷デビュー。見た目の貫禄とポンコツぶりのギャップが話題(C)テレビ朝日

 初回平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調なスタートを切ったテレビ朝日系『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』。米倉涼子が演じる小鳥遊翔子役を筆頭にキャラクターの濃い登場人物が多いなか、ひときわ異質な存在感を示しているのが、高橋英樹が演じるペーパー弁護士・京極雅彦。ネットでは、「ピュアでお茶目な弁護士役がかわいい」「癒し系」と、好評を得ている。日活の黄金時代を支えた任侠映画や、時代劇での大人数を斬り捨てる派手な殺陣、これまでは硬派な役どころが多く、コミカルな役をあまり演じてこなかった高橋に「高橋英樹があんなコミカルな役を演じるのって初めて観た」といった声が集まった。プライベートでは高橋真麻の父として“親バカ”ぶりを発揮しているが、『リーガルV』ではおじさん特有の“可愛さ”を武器に視聴者を虜にしている。

時代劇での殺陣技術は、時代劇スターのなかでも群を抜く

  • 木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』第4話の京極雅彦(高橋英樹)言ってみたかった「異議あり!」をついに発動(C)テレビ朝日

    木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』第4話の京極雅彦(高橋英樹)言ってみたかった「異議あり!」をついに発動(C)テレビ朝日

 高橋英樹は、高校在学中の1961年5月に“日活ニューフェース5期生”として日活株式会社に入社し、映画『高原児』でスクリーンデビューを果たした。翌年には撮影中に事故死した赤木圭一郎さんに代わって『激流に生きる男』で主役を務めて注目を集め、『伊豆の踊り子』(1963年)では吉永小百合の相手役を好演、『男の紋章』シリーズなどの任侠映画のスターとして日活の黄金時代を支えた。

 現在の高橋のイメージが決定づけられたのは、1970年代〜1990年代に出演した“時代劇ドラマ”だ。司馬遼太郎原作の『竜馬がゆく』(1968年)で土佐勤王党の盟主・武市半平太を演じたほか、『国盗り物語』(1973年)では織田信長が当たり役となるなど、NHK大河ドラマには欠かせないキャストとなる。その一方で、『桃太郎侍』(日本テレビ系/1976年)を始め、『遠山の金さん』(テレビ朝日系/1982年)、『三匹が斬る!』(テレビ朝日系/1987年)などの勧善懲悪もので数多く主演し、豪胆なキャラクターと人情味溢れる大岡裁きの役どころが高橋の代名詞になった。そして殺陣の技術は時代劇スターのなかでも群を抜くと言われ、大人数を斬り捨てる派手な殺陣や、『遠山の金さん』で魅せた手拭いを使った殺陣は、高橋が演じる時代劇の真骨頂になった。また、2012年に放送されたドラマ『必殺仕事人2012』(ABC・テレビ朝日系/2012年)では、初の悪役に挑戦。東山紀之が率いる“新生・仕事人”たちの前に立ちはだかる悪役ぶりが大きな話題になった。

いい意味で一周したからこそ出せるギャップの魅力

 1990年以降は、時代劇のみならず現代劇作品やバラエティ番組への出演など、分野は多岐にわたった。なかでも火曜ミステリー劇場『西村京太郎スペシャル・十津川警部シリーズ』(テレビ朝日系/1990年)では、主演の刑事・十津川省三役を28年間に渡って務めて、高橋の代表作になった。今年9月に『西村京太郎トラベルミステリー69 金沢〜東京・殺人ルート 2時間33分の罠』が放送された際には、人気シリーズなだけに同作のファンからは歓喜の声があがったほど。その28年を振り返り高橋は、「十津川警部なら必ず犯人を捕まえてくれる――そういった十津川の内包する“安心感”のようなものを、いちばん大切にしてきました」とシリーズの人気の秘訣を明かしている。その“安心感”を演出できることこそが、高橋英樹の演技力の高さを象徴している。

 一方プライベートでは、フリーアナウンサー・高橋真麻の父親として、しっかりと娘を育てた良き父親ぶりが有名。真麻がフジテレビの女子アナ時代から、「娘のためなら」とネタにされることもいとわず進んで親バカぶりを発揮していった。その結果、妻と娘を大事にする良き家庭人としての素顔が広く知られるようになり、2017年9月に『2017年 第15回グッドエイジャー賞』を受賞。任侠ものでの立ち居振る舞いや時代劇で颯爽と馬を乗りこなす、一切弱さを見せないようなキリリとした表情とは一転、家族にデレデレの素顔がいいギャップを生んでバラエティにも引っ張りだこになった。越後製菓のCMで、自身の代表作『桃太郎侍』をパロディしたことも有名だが、そうしたいい意味で一周したからこそ見せることができるギャップの魅力が、『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』での京極雅彦役でも発揮されている。

提供元: コンフィデンス

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