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世界的人気IP“スヌーピーホテル”日本初上陸 インバウンド需要も期待

 日本初のスヌーピーをテーマにしたデザインホテルとなる「PEANUTS HOTEL」(ピーナッツホテル)の内覧会が7月4日に行われ、8月1日のオープンを前に、すべて異なるコミックシーンのコンセプトで内装が施された全18室の客室やホテル施設、併設するカフェ「PEANUTS Cafe」やレストラン「PEANUTS DINER」がお披露目された。
 PEANUTSは、世界的な人気キャラクターであるスヌーピーが登場するコミック。その国内エージェントであるソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)とライセンス契約を結んだポトマック(兵庫県神戸市)が、神戸市中央区にオープンするのが「PEANUTS HOTEL」。これまで日本では、客室をPEANUTSルームとしたホテルはあったが、ホテル一棟そのものをコンセプチュアルなデザインで統一し「PEANUTS HOTEL」とするのは初になる。現在は、全国展開は未定。まずは神戸から世界に「PEANUTS HOTEL」の魅力を発信していくとする。
 ホテル内装は、フロアごとコンセプト、さらに客室ごとのストーリーがあり、フロアによって、また部屋ごとにデザイン、内装がまったく異なり、部屋やフロアを移ると別のホテルにいるような感覚になる。なかには、スヌーピーのイラストやネオン、コミック画などが壁や天井、バスルームにまで描かれ、ぬいぐるみなどグッズがあふれる部屋もある。同じ部屋、場所が2つとない、その凝った作りは、コアファンも満足させそうだ。

 一方、明治時代に開港した港を発信地にする、異国情緒あふれる文化が来日観光客にも人気の神戸は、外国人観光客が増えるなか、世界的IPであるスヌーピーを活用した「PEANUTS HOTEL」へのインバウンド需要も見込まれる。ポトマックの森野圭太氏は「まずは30〜40代のコアファンがターゲットですが、20代にもPEANUTSの魅力を知っていただきたい。同時に来日される海外のファンの方々も取り込んでいければ」と語っている。

 同ホテルは、6階建てで客室は全18室。7月20日13時より1ヶ月分の予約受付が公式サイトでスタートするが、予約困難な人気ホテルになること必至だろう。

提供元: コンフィデンス

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