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【upcoming】10/16付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作

 最新10/16付オリコン週間ランキングから、TOP20位圏内には入らなかったものの、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が各目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

MOSHIMO「支配するのは君と恋の味」/シングル46位

皮肉めいた歌詞にキャッチーなサウンド、絶妙なバランスのMOSHIMO
 4人組バンドのMOSHIMOのシングル「支配するのは君と恋の味」が、週間ランキング46位にランクインした。06年に福岡で結成されたMOSHIMOは、『閃光ライオット2009』で準グランプリを獲得。15年4月まで前身バンド・CHEESE CAKEとして活動し、16年5月にシングル「猫かぶる」でデビュー。甘酸っぱい恋心を独特な表現で歌った本作は、岩淵紗貴(Vo)の特徴ある可愛らしい歌声が、楽曲をよりポップへと導いている。キャッチーなメロディーとは裏腹に、皮肉めいた独特な詞世界で若年層を中心に人気を得そうだ。

バックドロップシンデレラ『真夜中の太陽を君は知らない』/アルバム34位

2ndミニアルバムがが自己最高位を記録
 4人組ロックバンド・バックドロップシンデレラの2ndミニアルバムが、週間ランキング自己最高となる34位に初登場した。06年結成、世界各国の民族音楽を大胆に取り込んだ楽曲はどれも面白さがあり、例えば、ラウド系のロックを聴いていたかと思えば、スカになったりと予期せぬメロディー展開をみせ、隅に置けない。本作には、「太陽とウンザウンザを踊る」、「フェスだして」など、力作が揃っているが、まずは『ポンキッキーズ』の番組45周年記念カバー曲として収録された名曲「およげ!たいやきくん」を聴けば、彼らの音楽性が体感できる。

fox capture plan『UИTITL D』/アルバム37位

あらゆるジャンルを取り込んだ、現代版ジャズロックの新作
 現代版ジャズロックをコンセプトにしたピアノ・トリオ、fox capture planの『UИTITL ED』が、週間アルバムランキング37位にランクインした。11年に結成し、3人の個性的かつクールな音世界で数々の音楽賞ジャズ部門を受賞。今年1月期のドラマ『カルテット』劇中音楽を手がけたことで、インストファン以外の一般層へもリスナーを拡大。そんな彼らの6枚目の新作は、70-80’sアーバンソウルを現代にアップデートしたかのような摩天楼感が漂う表題曲のほか、あらゆるジャンルを取り込んだ彼ら流の煌びやかなジャズを堪能できる。

2(ツー)『VIRGIN』/アルバム58位

父親譲りの感性で言葉を操る、古舘佑太郎の新バンド
 連続テレビ小説『ひよっこ』に和菓子店「柏木堂」の長男・ヤスハル役で出演、注目を集めた古舘佑太郎が、これまで活動していたバンドThe Salavorsを無期限活動休止にし、新たにバンド「2(ツー)」を結成。1stアルバム『VIRGIN』を発表した。検索ユーザー泣かせのバンド名だが、その音楽は「この曲を聴かせたい」という初期衝動に貫かれた、シンプルな熱が伝わってくる。言葉の達人として世に知られる父親譲りの感性なのか、言葉を伝えるために音楽をやっていることが素直に伝わる、小賢しさのないサウンドが今、とても新鮮な印象を受ける。

(K)NoW_NAME『TV アニメ『サクラクエスト』SAKURA QUEST“BEST”』/アルバム78位

作品力を高める音楽(K)NoW_NAMEの新アルバム
 (K)NoW_NAME(ノウネイム)のアルバム『TVアニメ『サクラクエスト』SAKURA QUEST“BEST”』が、週間ランキング78位に初登場した。(K)NoW_NAMEは、4〜 9月まで放送された『サクラクエスト』の主題歌、挿入歌、BGMといった音楽を総合的に手がけたクリエイティブ・ユニット。1期オープニング「Morning Glory」は、疾走感溢れるサウンドとNIKIIEの伸びのある歌声との相性抜群。エンディング「Freesia」のAyaka Tachibanaの切ない歌声もグッとくる。楽曲を手がけたMakoto Miyazaki氏をはじめ、アニメの感動を音楽で伝えるクリエイター陣の手腕が光る作品。

天才凡人『人生交差点』/アルバム86位

笑わせ、泣かせる関西系J-POPグループ
 3人組男性J-POPグループ・天才凡人の1stフルアルバム『人生交差点』が、週間ランキング86位にランクインした。他のアーティストにも楽曲提供している彼らのサウンドは王道の“踊れるJ-POP”が中心だが、その世界観は、日常の機微をナナメに見て、笑わせる喜劇やコントのノリも感じさせる。この滲み出る“関西人らしさ”も彼らの魅力。その意味でも“笑わせ・泣かせる”本作は彼らそのものとも言えるだろう。すでにiTunesなどの配信サービスではシングルチャート上位にランクインしていたが、フルアルバムでの好発進はさらなるステップアップを大いに感じさせた。
(『コンフィデンス』 17年10月16日号掲載)

提供元: コンフィデンス

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