■これまでのあらすじ
外面ばかりよく、本音では常に人の上に立ちたいと思っている夫に妻は疲れ切っていた。義母の快気祝いもあたかも夫が奢るかのように振る舞っていながら、後から妻に支払いを強要。夫は家族のためだと言うが、その家族の中に妻は入っていない。そして妻は外に出ることを考え出す。
哲人が2歳になったある休日、外出から帰ってきたら子ども部屋のベビーベッドとバウンサーが消えていました。夫が勝手に義弟夫婦にプレゼントしたのです…。あのベッドは、私の両親から送られた大切にしていた物で、妹に渡す約束もしていたのに!
涙をこらえながら訴えたのですが、夫は「俺は長男なんだからうちの親戚を優先するのは当然」だと言います。それなら「妹のところに赤ちゃんが生まれたら返して」と自分を納得させたのですが…。
義弟の家に赤ちゃんを見に行くと、ベッドはありませんでした。信也さんは悪気なく「ちょっと立派すぎたから、フリマで売ってこれ買ったんだ」と。言葉が出ませんでした。
一瞬気まずそうにした夫は「たかがベッドだろ。俺のメンツを潰すようなことするなよ」と廊下で私をなだめようとしてきました。
たかがベッド――? 私との約束も「たかが」がつくレベルで考えているのね。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています
※作:フィクション・スタジオ