■これまでのあらすじ
妻子を見下し続ける夫と、離婚して自由になりたい妻。夫が「離婚は出世に響く」と議論にならない感情論をぶつけてくるので、妻は「一流の人間は感情的にならないのよね?」と言い返す。それでもまだ「俺の世話はどうなる」と騒ぐ夫に、妻は別れを告げたのだった。
今、私は実家に身を寄せて正社員として働いています。受験をやめた息子は保育園でできた新しいお友だちたちと楽しく遊んでいるようです。
私の選択は間違ってなかった。父親の存在を考えただけで息子が震えてしまうような…そんな生活から、あの時脱出できて本当によかった。
夫からはしつこく戻って来るように言われました。これまでの人生で失敗したことのない夫は、自分の間違いに気づくことすらできないようです。それでいて、いまだに親の目ばかり気にしているようです。
守るべきものがわかった今の私は、もう昔の弱い私じゃない。つつましくても笑顔あふれる家庭で、愛情いっぱいに息子を育てていこうと思います。