■前回までのあらすじ
職場の先輩に「街コン」に行こうと誘われる。母に「あんたは結婚は無理」と言われて育った私は…。
私が大切にしてきた価値は意味がないもの?
当時、私が自分で唯一価値があると思っていたのは、仕事でした。昔からずっとこの考え方をしてきたのです。
「スポーツ強豪校でレギュラーのハム子」
「進学校、有名大学に通うハム子」
「安定した資格職のハム子」
自分の所属しているものが私の唯一誇れる価値でした。自分自身は何も長所がないから、世間的に良いと言われる団体や肩書に自分が所属することで、なんとかかろうじて「自分には価値がある」と思うことができていたのです。
それなのに、この男性に、「所属には価値を感じない」と言われてしまい…(実際には、そのように言われたわけではなかったのですが、私はそう感じてしまいました)。まるで「私自身がまったくの無価値である」と突き付けられたようでした。
それどころか、『所属に頼って、学歴や経歴にすがりついている器の小さな人間』と、自分で自分が恥ずかしく、情けなくなりました。でも、とてもハッとさせられ、心に残る出来事でした。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。