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スズキ・スペーシア ギア ハイブリッドXZターボ(FF/CVT)【試乗記】


見事なトレンドミックス

これはハイトワゴンなのか!? SUVなのか!? それとも……!? スズキのニューフェイス「スペーシア ギア」は、過去にない新しいジャンルの軽乗用車だ。そのポテンシャルを探るべく、あちらへこちらへ連れ出してみた。

SUVライクなデザイン

「冒険心を刺激するSUVデザイン」「“SUVな”軽ハイトワゴン」 カタログの冒頭にスペーシア ギアの説明として書かれている言葉だ。慎重な言い回しである。SUVの匂いをまとっていることをアピールしながら、SUVだとは言っていない。

スペーシア ギアという名前のクルマが以前にもあったような気がするとしたら、それは勘違いである。2007年まで国内販売されていた「三菱デリカスペースギア」とはもちろん縁もゆかりもない。ただ、スペースが広くてギア(道具)感が強いという共通点があるとは言える。リアには大きな「GEAR」というバッジが付けられているので、知らない人が見ればギアというクルマだと思ってしまうかもしれない。

2017年12月に2代目となった「スペーシア」は、ノーマルタイプと「カスタム」という2つのデザインで登場した。昨今の軽自動車では常道の手法である。ファミリー向けには温和な顔を、血気盛んなタイプにはワイルドなスタイルを提供するわけだが、せんだってデビューした「ワゴンR」はデザインを3つに増やしていた。ハイトワゴンやスーパーハイトワゴンは軽自動車の売れ筋ジャンルだから、選択肢は多いほうがいい。スペーシアが3つ目のデザインを追加したのは、販売戦略的にはごく自然なことだろう。

パワートレインやボディーの骨格はスペーシア/スペーシア カスタムと基本的に同じ。流行のSUVスタイルを取り入れて、ユーザーが好むモデルに仕立てている。OEM供給されるマツダ版に「フレアワゴン タフスタイル」という名前が付けられていることからも意図は明確だ。SUVライクな軽自動車としては「ハスラー」があり、大成功を収めている。ハスラーでは車内スペースが狭いと感じる人もいるだろうから、スーパーハイトワゴン版SUVスタイル軽自動車の需要はあるに違いない。...

提供元:webCG

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