いくひさしく むつまじく
アルファ・ロメオが初めて手がけたSUV「ステルヴィオ」。そのラインナップに加わることになった、ディーゼルモデルの走りやいかに? ガソリンモデルにも試乗経験のある筆者が、乗り味を報告する。
ディーゼルなのにスポーティー!?
2019年2月19日、FCAジャパンはアルファ・ロメオの最新ディーゼルの国内初導入を発表した。セダンの「ジュリア」とSUVの「ステルヴィオ」用に開発されたこれは、車名は「2.2」と付くけれど、実際はボア×ストローク=83×99mmの排気量2142ccで、アルファのディーゼルとしては初のアルミブロックを採用する。
低回転からターボラグのないレスポンスと高トルクを実現するため、e-VGT(電子制御式バリアブルジオメトリーターボ)や、より正確な排圧コントロール(ブースト圧制御)を可能とする「ターボスピードセンサー」などを盛り込んだ革新的な「ターボRPM(レスポンシブパフォーマンスマネジメント)システム」が導入されている。ここらへんはプレスリリースのコピペですけれど、ようするに「低回転からターボラグのないレスポンスと高トルクを実現する」ことに主眼が置かれている。FCAジャパンは、「スポーツディーゼルエンジン」と位置付けている。
世界的に厳しいといわれている日本の排出ガス規制「ポスト新長期規制」並みの厳しさで知られるヨーロッパの排出ガス規制「ユーロ6d」をクリアするため、酸化触媒や微粒子フィルターのほか、必要に応じて排ガスにアドブルー(尿素水溶液)を噴射することでNOx(窒素酸化物)を低減している。...