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フォルクスワーゲン・ポロTSI Rライン(FF/7AT)【試乗記】


主張があるからこそ楽しい

フォルクスワーゲンのBセグメントコンパクト「ポロ」に、新エンジン「1.5 TSI Evo」を搭載したスポーティーな新グレード「TSI Rライン」が登場。かむほどに味が出る、ジャーマンコンパクトならではの走りをリポートする。

1リッターモデルと「GTI」の中間

まるで本場のライ麦パンを食べてるような気分だ。

かめばかむほど味が出る。かなり腹持ちもしてくれそうな感じだけれど、その普段食べ慣れない硬さや密度感には、少しだけ戸惑いを感じる人もいるだろう。もちろんクチに運んで、パッと「私コレ、好き!」と言える人も。あぁドイツだなぁ、とショウユ顔の筆者は感じてしまうわけである。

フォルクスワーゲンのBセグメントを担うポロ。その新グレードであるTSI Rラインが日本に上陸を果たした。ハイライトはそのエンジン。ベースモデルが1.0 TSI(95ps)、トップレンジである「GTI」が2.0 TSI(200ps)ということで、中間を取ったこのRラインには1.5リッターのTSI Evo(150ps)が搭載されている。

グレード的には1.0 TSIで最も豪華な「TSIハイライン」(267万9000円)の上位に位置するが、“Rライン”の名の通り、専用サスペンションと17インチタイヤを装備するスポーティーな性格が与えられている。ポロでさえGTIが348万円にもなってしまったことから、実質的なスポーティーバージョンという見方もでき、先代モデルで言うと省燃費性能を意識しながらもキビキビと走った「ブルーGT」のポジションに近い。

最大のトピックはTSI Evoと呼ばれるエンジンなのだが、“Evolution”というだけあって、このエンジンはちょっと手が込んでいる。エンジンブロックのシリンダーライナーにはこれまで「ゴルフGTE」のみに採用されていたプラズマコーティングが施されており、フリクション性能と耐摩耗性を向上させている。省エネかつ長持ちするブロックということだ。コモンレール式の燃料噴射システムは350barに及ぶ高圧を用いて、細かな燃料噴射制御を実現。エンジン温度は3段階で水冷バルブをコントロールすることによって、冷間時から高温時まで全域で高効率な作動温度領域を実現しようと制御してくれる。...

提供元:webCG

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