ライバルはどこにいる?
ホンダのベストセラーSUV「ヴェゼル」に高性能グレード「ツーリング」が追加された。コンパクトなボディーを最高出力172psの1.5リッターVTECターボエンジンで操るうちに見えてきた、同車にとって最大のライバルとは!?
デビューから5年で260万台をセールス
いま日本で一番売れているクルマは、軽の「ホンダN-BOX」だ。軽以外のホンダで一番売れているのは「フィット」、次に「フリード」、そして3番手がヴェゼルである。北米、欧州だと「HR-V」の名で販売されているヴェゼルは、ホンダの主要な世界戦略車でもあり、過去5年間でトータル260万台を売っている。
そのヴェゼルも2013年12月の国内発売からまる5年。2018年のセールスは年間6万台と堅調だが、「トヨタC-HR」などのライバルに押されて、ひところの勢いはない。そこで投入されたのが、1.5リッターのターボモデル「ツーリング・Honda SENSING」である。
1.5リッターVTECターボを搭載するこのクルマは、「ハイブリッド」ではないヴェゼルの最上級モデルにあたる。172psの最高出力は自然吸気1.5リッターの3割増し。220Nmの最大トルクは4割増し。それに合わせて剛性強化を施したボディーは、欧州仕様と同じものである。
これまでのところ、ヴェゼル販売の4WD比率は2割だという。ツーリングはFFのみ。ホンダセンシングを標準装備して、価格は290万3040円。一番高いハイブリッドの4WD(292万6000円)に迫る。...