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アウディQ2 35 TFSIシリンダーオンデマンド スポーツ(FF/7AT)【試乗記】


もうホットハッチと呼びたい

既存のヒエラルキーの外にあるという、野心的なポジションで誕生した「アウディQ2」も、日本での販売開始から1年半の時が経過した。あらためてステアリングを握り、ワインディングロードに連れ出すと、導入初期のモデルでは気付かなかったものが見えてきた。

1年半たってあらためて見ると

思い出してみれば、2016年3月にジュネーブモーターショーで発表された後、日本でのデビューが2017年6月だったから、実に1年半ぶりにステアリングを握ることになる。しかもその間に車名も変わった。アウディのSUVラインナップで最もコンパクトなモデルとなるQ2である。

試乗車は最高出力150psという実力の1.4リッター直4エンジン搭載モデル。これまでは「1.4 TFSIシリンダーオンデマンド スポーツ」と呼ばれていたが、今後は「35 TFSIシリンダーオンデマンド スポーツ」となるらしい。車名における排気量表記をやめ、出力を示す二桁の数字でグレードを示すのだという。

「35」は最高出力147psから161psまでのエンジンに使用される数字で、よってこのクルマはQ2 35 TFSIになるわけだ。35になんらかの意味がない点は気になるが、これはQ2に限ったことではなく、アウディの全モデルシリーズにおける新ルールである。35という数字を見て、150ps前後の最高出力だと思い出せたら、それはなかなかのアウディ通ということだろう。記憶力が年々怪しくなってきている自分には、到底その自信などはないが。

そうした名称ルールの変更もニュースであるいっぽうで、1年半前よりもクルマの完成度が上がった印象を持ったことも報告したい。Q2は、コンパクトで軽量なボディーを生かしたキビキビした走りがセリングポイントだが、小さくて安い、もっと失礼な言い方をすればデビュー時のそれは、“変わったデザインのチープなアウディ”という印象だった。質感もまたしかり。ルックスはこれまでのラインとは違ったユーザー層にアピールすべく、デザイン的チャレンジを行ったことは理解しても、インテリアをはじめとする全体の質感がそれに追いついていない。アウディという高級ブランドを名乗るにしてはどうかと思った……という記憶がある。...

提供元:webCG

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